今日はよく道に迷う日である。

いつも知っている道を、ぼけーっと車で走らせるだけの俺は道をよく知らない。

それにしても、今日はよく迷う日だ。


前回設定したルールに則るなら、

「何か新しいこと」を一つしなければならない。

他の一日一善や、人に声をかけるには

今日の俺では、圧倒的に難しいことがあった。


言い訳にはなるが、

メイク男子の俺には、

どうも敷居が高いのである。

気にする必要はないのだけど、

そうなると服装にもテンションが下がる。

よそ行きの服ではない…

その事実がテンションを下げる。

ナンパで言うところの地蔵のメンタルととても似ている。

あとこれには単純に、「俺の意識が低かった」というところもある。

外に出る際、

「今日は化粧しなくていいか」

という妥協に走ったのである。

その考えが甘かった。

1日を「妥協」でスタートしてしまったのである。


ここは本当に反省点。

そんなことをしていると、道にも迷うんだろう。

向かっていた場所にもたどり着けず、帰りも迷う。

もう迷走しかしていない。


しかし、ここでまた「妥協」が。

知らない道を走るというのは、

やったことのないことに、ならないだろうか。

そんな考えが頭をよぎる。

だが、ここで本質を見失ってはならない。

「道に迷う」ということ一つとっても、

受け取り方が変わる。

①喜んで道に迷うのか

②道に迷って困るのか

ここもあくまで、受動的か、能動的の違いが出てくる。

「自分で選択していない」のなら、

それはあくまで受け身でしかない。

受け身でいたいわけではない、

そのためのルール設定だったはず。

それなら、ここでの「道に迷う」は定義上違う。


意外にも「やったことがないこと」を探すのは、難しい。

簡単なものでも良さそうだが、

簡単なものさえ、凝り固まった頭では考えに及ばない。

これは一度、リストアップしたほうがいいかもしれない。



ところで、今日は

「一人でファミレスに入ってみる」

ということにした。

今まで、ファミレスなんて複数人でしかいったことがなくて

考えてみたら、どこかで

「一人で入るのは恥ずかしい」

と思っていたところがあるのかもしれない。

妙なプライドが邪魔していたのかもしれない。


今、そのファミレスの中でキーボードを叩いているわけだけど、

なんともソワソワする。

でもなんだろう、この感覚か。

やったことのないことをやる解放感。

これは癖になるかもしれない。

自由に近づくための布石。

恥ずかしいけど、このまま長居してみようかな、と思っている。