この前の四国旅行計画は、今から3ヶ月ほど前に親友たちとのグループLINEにて
「四国旅行に行きたい」と親友の1人が呟いたことが始まりだった。
その頃は、俺も普通に流していたし
「四国?遠いわ。」
なんて内心めんどくさかったので、返事はしなかった。
その数週間後の飲みで「行きたい」と言い出した親友が
その話を挙げると、1人がやたらと食いついた。
「いいね。その頃には4月から始まる仕事も落ち着いてるだろうから、行こうか。」
…あれ?そんな感じなの?
1人は子育てがあるだろうから、来れないとして
3人なら、楽しくなるかもしれないなぁ…
なんて思ったので
「ワクワクしたい」
をその頃にはテーマに掲げていたので、それに俺も便乗した。
ちなみに俺を入れて4人のグループだが、半分は既婚である。
後日、3人で集まり「旅のしおり」などを作成し、
ホテルやフェリーを予約した。
その一週間後くらいの話だった。
「仕事が落ち着かないから、今回は断念する。すまない」
誘われてノリノリだった1人が、そんなことを言い出した。
別にいいんだけど、これはある意味詐欺だなぁ、と思った。
こっちの友人は、また非常に淡白で、そこが面白いのではあるがサラッと裏切る。
本人も裏切ってるつもりはないんだろうが、周りから見るととんでもない裏切り行為があったりする。
ここにも裏切りの連鎖は続いていたわけだ。
さて、いざ残された発案者と、置いてけぼりを食らった俺。
今回はこの2人にスポットを当てて記事を書こうと思う。(前置き長い)
俺の地元はとんでもない田舎だ。
田舎すぎるというかと言うと、そうでもないが10を都会とするなら3くらいの微妙なところである。
電車の時間は1時間1本だし、基本の移動は自分専用の車。
コンビニも徒歩じゃまず行けないし(あるけど、遅く開いて早く閉まる)
とにかく不便であること、この上ない。
親友との出会いは中学時代だ。
しかし親友の住んでいたところは、大きな括りで見ると隣の町である。
また、その隣町はうちの方よりさらにとんでもない田舎で
俺の小学校は2クラスあったのに対し
親友の小学校は1クラスだった。
1クラスあたりの人数も少なかった。
中学時代といえば、暗黒時代でしかないが
俺はこの親友がいたから暗いあの生活も耐えれたのかもしれない。
最初話したのは何か、というのは覚えていないがゲーム関係だったのだろう。
今だに面白そうなゲームを見つけると2人ではしゃぐ。
主に、ホラーゲームなんか。
これは中学の頃からずっとで、お互いどちらかがいいゲームを買うと親友の家に入り浸り
クリアするまで2人して画面を食い入るように見たまま。
そのルーツがあるのも、この親友だったからだ。
チャリでどこそこゲーム屋を巡って、ゲームを買ったり、友達に借りたゲームを2人してやり込む。
学校の授業が終わって毎日親友の家に帰っていたし、土日も朝から親友の家にいた。
しかし、こんな仲になるまでに、実はそれなりの道のりがあった。
中学生になってしばらくすると、グループができる。
この時は、今の親友とは違うグループだった。
何回か遊んだことがあるだけ、特に学校で毎日話すわけではない、そんな感じだった。
一学期の途中だったと思う。
そいつは、学校に来なくなった。
突然だった。
よくよく見てみると、そいつの同じ地元のやつらも
「またか…」
みたいな雰囲気。
これが何か気にはなったが、人のプライバシーに突っ込むのは怖いしめんどくさいので、あえて聞かなかった。
半月ほど休みが続くと「なんとなく」だったのが確信へと変わる。
風邪とかじゃなさそうだ。
不登校、ってやつだ。
家で夕飯を食べながら、母親に何となく言ってみた。
俺「最近、学校に来てないやつがいるんだ」
その話を聞くと、母親は即答してきた。
母「じゃあ迎えに行けばいいじゃん。」
でもその時はそいつの家の前に学校終わりに集まったことしかない
つまり、向こうの親御さんすら知らない。
会ったことないやつに、変な顔をされないか?
それが心配だった。
俺「え?!でも家反対方向じゃん。」
と返すと
母「お父さんが仕事に行く途中で降ろしてもらえばいい。幸い、そこら辺なら通るはず」
と押し切られ、気まずい1日がスタートするのを押し付けられた気分だった。
でも何となく思っていたことがある。
不登校のやつが、俺の行動で学校に来るようになったら…
俺ってヒーローじゃない?!
その想いだけで、胸はとても熱くなった。
つづく