今日は月命日を前に

お寺へ……


静寂な空気の中

お題目を唱える声だけが響く


神様、仏様の前にいると

全て見通されている気がする


そこに息子はいるのか?

なぜお参りするのだろうか?

こんな邪念を持った人間が

そこに座って

お題目を唱えていいのか?


息子は、私の心の中にいる。

体全体に息子はいる。


そう思う私は なんなんだ?


まだまだ勉強不足だね。


でも、息子を想う気持ちは募るばかり。


どうぞ空高く向い そこから 見守っててください。


母さんは、目標を見つけかけています。

微力だけど、あなたが見ていた私の後ろ姿を

いいものに変えてみせたいです。


見守っててね。


月命日 9日。