寂しい

我が家に帰宅したのはいいけど

なにか虚無感に侵されている

昼間は家には誰もいない

インコが一人で話してる

相手はしてるけど…


息子も一人暮らししてて

家に帰っても

1人だった

人と関わることをしてなかったみたい


ストレスが溜まりまくってたのかな?


今でも、たまに

死因不明とは判断されたものの

自死に近いものがあったのではと考えてしまう


「投げやり」


言葉通りの生活


家の中も散々だった…


社会を遮断した生活をしていたみたい

仕事も派遣だった


病気になっても

病院にもいってなかったみたい


でも、生きていこうとはしていたんだと

思う


なぜなら、亡くなる寸前の月に

免許更新をしていたし

肺気胸の手術もしていたし


謎だらけの死に

残された者が悩み尽くす


一人で寂しくなかったのかな?

虚しくなかったのかな?


末っ子は言う。


たあくんはゲームが好きだったから

きっとゲームのキャラになって

今もゲームの中で

生きてるよ



そうだね……


私は何もないから

自分は自分ってことだけで

なんにも変わるものがない


かと言って知らない土地で

ご近所付き合いもしたくない


寂しいくせに

意地っ張りな私


素直になれない


息子とそっくり……



それでも

生きていかなければいけない


寂しい。