読売・毎日・各新聞の荒尾競馬関連記事です | 肥後馬通信・荒尾競馬忘れません!!

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読売新聞

荒尾市が新規事業一部中止も、競馬廃止の費用確保で

 荒尾競馬の廃止に伴う清算について、荒尾市の山崎史郎総務部長は13日の市議会一般質問で、「市民への行政サービスを制限することになるかもしれない」と述べ、財源確保のため来年度に予定される土木・建築関係の新規事業を一部中止する考えを示唆した。

 市は、これまで、債務返済のため第3セクター等改革推進債(3セク債)を活用することを表明した。しかし、競馬場関係者への協力見舞金は3セク債で賄うことはできず、一般財源や財政調整基金などを充当することになる。その分、市の財政が圧迫されることになる。

 山崎部長は「できるだけ市民に負担をかけたくない。市税増税は考えておらず、補助金や市職員給与カットも極力避けたい」とし、事業の一部中止で対応する姿勢を見せた。

 また、山崎部長は、荒尾競馬場で発売している他競馬場の場外馬券(2010年度実績は約29億4000万円)や、荒尾競馬場に現在48頭が所属する九州産馬の生産者への影響を懸念し、地方競馬全国協会などと調整する意向を明らかにした

2011年9月14日 読売新聞)


毎日新聞

熊本・荒尾競馬:廃止方針、佐賀県に報告 市長、再雇用問題は触れず /佐賀

 荒尾競馬(熊本県荒尾市)の廃止問題で、荒尾市の前畑淳治市長が8日、佐賀県庁を訪れ、佐賀競馬の管理者でもある坂井浩毅副知事に廃止方針を伝えた。ただし関係者の再雇用問題には触れずじまいだった。

 前畑市長は「交流レースや場外発売などでお世話になったが、廃止せざるをえないとの結論に至った。大変申し訳ない」と報告。坂井副知事は「正直言って残念だが、いろいろ検討した上での決断だろうから、我々から申し上げることはない。あと何カ月かあるので、ご協力を」と応じた。前畑市長は「九州競馬は佐賀競馬だけになるので、荒尾競馬の分も頑張ってほしい」と述べた。

 関係者の再就職問題には言及せず、前畑市長は面談後、報道陣に「(協力要請は)今後検討していく」と話すにとどまった。【竹花周】