ヴァルバラド

こちらは謎の戦士という設定で、仮面ライダーではないのですよ。

『仮面ライダーガッチャード』の世界における「仮面ライダー」は、人とケミーの多重錬成を成功させた戦士のこと。

２号ライダー的なポジションのヴァルバラドは、これに該当しないのです。

公式サイトでもガッチャードとヴァルバラドは別の項目に振り分けられていますから。

歴代の仮面ライダーシリーズでも、「仮面ライダー」の名前を冠しない戦士が何体かいましたよね。

でも、最終的には仮面ライダーになっていました。

このヴァルバラドも仮面ライダーになりそうな雰囲気だし、そもそもケミーカードを使用して変身してますもんね。

外装は変身者が自ら作り上げた、対マルガム用強化スーツ。

「鉄鋼化錬成」によって筋肉を鋼鉄に変換し、血液を特殊な液体と交換しているそうです。

このことから、スーツと言いつつ、錬金術によって自身の身体そのものをスーツに変換した生体鎧のようです。

洗練されたスーツと輝く装甲を持つガッチャードとは違い、下半身は煤で汚れた作業服のような白いスーツですよね。

上半身には錆びた赤紫色の鎧を纏っている。

また、顔に向かって右側が、モンキーレンチ（＝スパナ）をほぼそのまま模したデザインになっているのが最大の特徴。

ぱっと見、怪人ですよね。

多分、仮面ライダーになったら、洗練されたデザインになるのでしょう。