眼球シリーズ 『眼球殲滅(せんめつ)―生き続ける者たち―』 | 聖 神吾 hijiri-shingoのブログ

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ミステリー作家です。
本来であれば、作家活動の記事をアップするところなのですが、そう毎日毎日ネタもなくて……。
半分、趣味の内容になっています。

表紙も完成しました。

 

 

作品内容

 

 小田切将人の恋人、安子紗は家族で温泉旅行を満喫したのも束の間、相次いで身内の死に直面してしまう。一ヶ月ほどのあいだに父を病死、母を事故、妹を自殺で亡くした。そして安子紗自身も何者かに襲われた。
 宿泊先の旅館で、安子紗は妹と同じ部屋で寝ていた。夜中、何者かが部屋に忍び込み、隣で眠る妹を襲う瞬間を目にした。安子紗は悲鳴をあげた直後に意識を失ったので、これが現実に起きたことなのか、それとも幽霊を見たのか、朧げな記憶しか残らなかった。
 ところが、夢うつつの中で安子紗の目撃したそいつが、目の前に現れたのだ。

 安子紗が息を引き取る寸前、犯人は宿泊先の旅館で見た幽霊だ、と将人に告げる。将人は警視庁の白石とともに、事件の真相を追って、千葉県にある鄙びた温泉地へ向かった。

 その一方、高階未央香は眼病に効くとされる秘湯に浸かっていた。

 今回、乗り移った体とは波長が合ったので安心していたが、それも長くは続かなかった。心配したとおり、眼球に違和感を覚えた。
 驚いたことに、温泉の効果は覿面で、一遍に能力が回復した。このままのんびりと湯浴みを楽しめるかと思った矢先、未央香の前に白石が現れた。未央香の正体に気づいた様子もなく、このままやりすごすつもりでいたのだが……。
 特殊な能力を身につけた者たちが暮らすこの温泉地では、世間に知られることもなく、次々と宿泊客が襲われていた。

 

 眼球シリーズ第三弾。鎌倉時代から続く温泉地に暮らす住人の秘密とは……。

 

 

ただ今、配信手続きの真っ最中ですので、もう少し、お待ちください。