あるときはエンジニア、またあるときはゲージュツ家、そしてまたあるときはバス運転士、その実体は心理学者(臨床心理・人間科学)でもあるバス次郎のブログへようこそ!!
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こんにちは( ◠‿◠ )
ここ3週間ほど迷路にハマっていました。
というのも番外編の記事でも書きましたが、別の研究方法を取り入れるかどうか悩んでいたのでした。あれこれ本を購入したり関連する論文を読んだりしていたときに思いつきというかヒラメキがありました。今日はそんな内容のお話しをしたいと思います。
イメージ画像
* 共時性の説明記事はこちらをご覧ください。
バス次郎が悩んでいた原因
前回の記事で書きましたが以下の内容の研究について調べれば調べるほどバス次郎の研究にも適用できるのではないだろうか?という漠然とした思いつきだったものが、いつの間にかそれを真剣に研究してみようと思うようになりました。
研究を続けていると度々行き詰まるコトがあります。
いろんな先生の論文を読んでいると気付かされることも多々あります。
たとえば、京都大学の芋坂先生やCrick & Kochの論文。さらに土屋先生の意識現象の構造と情報構造の論文を読んでから衝撃を感じずにいられなくなってしまったのです。
芋坂先生やCrick & Koch によれば、特定の脳の活動のみが意識と相関を持つと仮定し、脳内の神経細胞の活動から意識を解明しようとする神経科学的アプローチがNeural Correlates of Consciousness(NCC:意識と相関する神経活動)なんだけどNCCは、ある決まった脳の活動により意識と関連し意識的知覚を引き起こすという仮説であるということ・・・。
そして土屋先生の研究は意識現象の構造を情報構造として捉え”圏論”という数学の証明方法を使って具体的な意識の構造を定義するという画期的な研究をされている先生です。その論文を読んでさらに衝撃が走り、冒頭で書いたようにここ数日は右往左往しているような状況が続いていたのです(;_;)
研究テーマ
ただバス次郎の意識研究では時間や空間を超えた地球生命や宇宙生命の何かが人間の意識にも関連しているかもしれない。それはユングの”集合的無意識”、”類心的無意識”に関連しているもっとも「人間が意識できない」サムシング(元型)があることをユングは”元型論”で発表しました。しかし、その元型が何なのか?そして元型を証明することは可能なのか?
そんなことがバス次郎の研究でもあるのです。
心理学全般に言えることですが、心理学は物理学や数学と異なり意識や無意識でさえはっきりしたことはまだわかっていません。すべてが仮説ですのでそれを証明するために世界中の研究者がさまざまなアプローチにより”人の心”というものを研究しています。
これまでのバス次郎の研究アプローチとしては以下のようなアプローチにより研究を進めてきました。
- 精神疾患から”意識”や”感情”というものが何かを探る方法
- 人の発達や成長から”意識”や”感情”の変化を探る方法
- 共時性(意味のある偶然)から意識を探る方法
- 死生観から意識を探る方法
- 感覚や知覚から意識を探る方法
今までは量子脳理論には懐疑的でしたが超感覚、共時性、感覚、知覚などの現象を検討するにあたり、心理学と程遠い(位置関係として遠い)物理学や量子理論を必要としなければならないことに改めて気付いたのです。
心理学や人間科学も”科学”には違いないですが、科学とは自然界の秩序による法則を見出すことであり、それらの現象を記述(口述)し証明することであると思うのです。
その観点から言えば、適切な理論と現象の整合性をもってはじめて法則が成り立つものであると言えるのです。このように考えると、これまで研究してきたことに対して物理学、あるいは数学による証明が必要ではないかと考えたのです。数学というツールを使うことにより整合性を証明することが最も効率が良いのではないかという結論に至ったのです。
新しい研究テーマ
心(意識)は脳組織から生み出されるフォトン(光量子)によるものであり、光量子による物理的運動こそが脳が生み出す意識であるという量子脳理論による意識研究を新たに行うことにしました。
これまでの臨床心理学、人間科学という枠に捉われずに”意識(心)”というものとその物理現象のあいだにあるもの、あるいは、ユングが言うところの因果律だけではない共時律と意識の関係などの法則を見出すことがバス次郎の研究テーマでもあるのです。
疑うことが大事なこと
今思うと、なぜ量子脳理論に懐疑的だったのだろうか?
というか、量子脳理論は1967年に物理学者である故梅澤博臣氏によって提唱された理論であり、この理論があることは知っていましたが、見向きもしないでいたことが悔やまれます。
この理論を最初に知ったときにもう少し真剣に論文を拝読していれば、こんなにも遠回りしないでも済んだかもしれません。最初に疑うということをもう少ししていれば・・・。
点と線
ただ、バス次郎の研究をとおして時間や空間が意識に関係していることを朧げながら掴みかけていましたが、その先をどう進めて良いかわからずにいました。それは譬えると一つの”点”を見つけただけのものでしたが、今回の躓きにより点と点が結ばれて”線”になったような気がします。
現象ばかりを追いかけていた
現象を研究することも大事なことですが、その現象を整合性をもった理論として記述し証明することはもっと大事なことでもあるのです。そんなことにも気付いてしまいました。
今までの現象面の研究と新たな理論研究と両方が大事なことであることに今更ながら気付きました。
恩師の一言
散々悩んだ結果に対して恩師が存命だったらなんて言うのかな?
バス次郎君、君は何を考えているのかね?
またいつものこのセリフを言ってくると思うけど・・・(^ ^)
多分、こんなことを言うのかもしれないと思いました。
バス次郎君、
ちょっと遅かったね。
新たな発見だよ
前進あるのみだよ
一つのことだけに捉われてはいけませんよ
恩師の声が聴こえたような気がしました。
恩師がそこまで言うのなら・・・。
進もう!進め!
まぁ、チャレンジしてみるしかないかな(^_^;)
今回はここまでとします。