あるときはエンジニア、またあるときはゲージュツ家、そしてまたあるときはバス運転士、その実体は心理学者(臨床心理・人間科学)でもあるバス次郎のブログへようこそ!!
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こんにちは( ◠‿◠ )
今日のお話しは昨日のスコールのような雨が降って子供の頃のことを思いだしました。”匂い”です。ちょっとスピっぽいお話しになってしまいますが、その”匂い”について書いてみようかなと思います。
分かりづらい表現が多くなってしまい申し訳ございませんm(_ _)m
昨日(6月23日水曜日)の東京地方は朝は曇り空で時折厚い雲の隙間から陽射しが差し掛かるようなお天気でこれだけ雲が厚いと「今日は雨が降るかも?」なんて思いながらも一日中雨が降ることはないだろうなんて勝手に思っていましたが湿度も高かったこともあって午前9時30分頃に1回目のスコールのような土砂降り雨。
バスの運転席から自転車に乗っている人たちを見てみると皆さんやっぱりカッパを着ている人は誰一人としていませんでした。皆さんずぶ濡れ。急にこんな雨が降るとは思ってませんからね。ずっと長く続く雨では無く少しずつまた光が刺して厚い雲もどこかへ。
こんな状況ってバス次郎が子供の頃にも何回かあったことを思い出しました。そしてあの頃の記憶が蘇ってきたのですが、子供の頃って”匂い”に敏感でした。こんな雨が降った後って必ず”匂い”がありました。文章で表現すること自体に無理がありますが、敢えてその”匂い”を表現しようとするならばちょっと難しいですが以下に表現してみました。
田園風景のある場所だったら「田んぼの匂い」とか「畑の匂い」、あるいは樹々に囲まれている場所なら「木の匂い」、川の傍なら「川の匂い」、漁港の傍なら「浜や磯の匂い」みたいな”匂い”を常日頃から感じていました。
そして雨が降った後には場所に関わらず新鮮な空気が漂う無味無臭な匂いというか”独特の新鮮な匂いというか”がほんの僅かな時間だけ感じ取れます。なんというのでしょうか。厳粛かつ荘厳で神聖な空気が漂う僅かな時という表現の方が適切かもしれません。その時だけ普段は感じられない”新鮮な匂い”がするのです。
この僅かな時間の後には元の場所に”特有な匂い”へ変化していくことを子供の頃からずっと感じてきました。
この”新鮮な匂い”を取り敢えず以降では「厳粛かつ荘厳で神聖な空気が漂う僅かな時の匂い」と表現します。
街中であれば「埃や塵を吹き払った様な匂いの後に”独特の新鮮な匂い”あるいは緑豊かな場所ですと「澄んだ空気が漂う新鮮な匂い」を感じるのです。そしてその”匂い”もすぐに消えて”その場所の匂い”へと変化していくことを感じられるのです。
ところが昨日のスコールの様な雨は午前中の1回目と夕方の2回目共にこのような”匂い”を感じることが無かったのです。ただ単に”雨の匂い”がするだけ。
振り返ってみると”都会の匂い”とか””田舎の匂い”とか”その土地特有の匂い”が漂うばかりで雨が降った後に厳粛かつ荘厳で神聖な空気が漂う僅かな時の匂いを感じることってそう言えば最近は無いです。
バス次郎が鈍感になっているのかな?
あるいは本当にそんなものは最初から無かったことなのか?よくわかりませんが子供の頃に感じてた厳粛かつ荘厳で神聖な空気が漂う僅かな時の匂いとはなんだったのだろうか。
喩え話しで申し訳ないですが、洋服を洗濯するときと似ているかもしれませんね。
洗濯機に洋服や下着を放り込む前は汗などの匂いがついていますがそれはその人の体臭なんかの匂いもあります。そして洗濯した後は洗剤の匂いがしますがお日様の光の下で干しますと洗剤の匂いも取れて”新鮮な匂い”になります。
洗濯機の喩えと同じように”汚れた街”、”汚れた土地”、”汚れた人”を雨で洗濯しても汚れが染み付いてしまったから「厳粛かつ荘厳で神聖な空気が漂う僅かな時の匂い」が無くなってしまったのかもしれませんね。
だから何回も何回も汚れを落とすために洗濯しているのだと。
これを浄化というのかもしれません。
昨日の雨でそんなことを思ったのでした。
今日はこの辺で。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。