部下 「こんにちは。 本日もいただいた質問の中からお答えいただきたいと思います。」
部下 「もし、創業者であるお父様かお母様に、『勝手なことをするな。』 と言われたら、どうしたら宜しいでしょうか?」
高波「これは本当、実体験でありますね。(笑)
実際にそう言われて、別会社を起業した訳なんだけれど。
『勝手なことをするな』言われても、業界の事を知っていればいるほど、先が見えない、というか閉塞感が出て来たりするんですよ。
どんな業界も今、多分そうだと思うんだけど。
その時に自分の思考の枠を外すには、やっぱり違う世界のものを広げて行く、見聞きしてゆくという形をとるしかないんじゃないかと思うんですよ。
それを、もし親が、というか父親である社長が『駄目だ。』っていうんであるなら、僕の場合は、自分で、まず黙って。
まあ、見つからないようにというと、ちょっと語弊があるけれど、隠れながら勉強しましたね。(笑)
いろんな知識を蓄えて行く中で、最後に何かやろうとするときには、もう思い切って。
どっちかというと、調べに調べ抜いた後、取り返しのつかない状態になってから、報告したというのが、実際のところです。」
部下「ちなみに、取り返しのつかないというのは、どういう?」
高波「具体的に僕がやったのは、フィットネスクラブという提案をしたら
『そんなの、うちの会社にノウハウが無いからダメだ。』
『フランチャイズだから向こうにノウハウがあるんだから。』って言っても
結局、うちでやっている事業の延長の中で探せ、というのが当時の社長の意見だった。
自分と全く違うということもあったんで、僕はもう具体的に、影でこそこそとだった言うか、借入自分でおこして、お金借りて、実際にもうフィットネスクラブ作っちゃった。
作っちゃってから、
『実は。』っていうんで報告。」
部下「ほおう・・・」
高波「もう取り返しつきません。できちゃってます。 と言う時に呼び出して、
『もう、ここまでやっちゃいました。ただ、まあ、迷惑かけないし、自分でやることだから。』
というので、了承をもらうというより、しぶしぶ事後承諾させたみたいな、そんな状態でした。」
部下「なるほど。 お父様としては、ノウハウがあって、成功するとわかっているものをやった方がいいという、親心だったのかもしれないですね。」
高波「『今やってる事業の延長で考えろ。』っていうようなことを言ってたんで。
この仕事の先は知ってる。自分たちの知っている範囲の中で、僕に言わせるとちょっと保守的な考えの中で物事を言っていた、と言うのが多分正しいかな。」
部下「じゃあもう、絶対にできる、確信があるという、自分の信念のあるもの、それは、こそこそやったとしても、やってしまうという・・・」
高波「できるとか、できないじゃなくて、やっぱり一番最初、大事なのは使命感です。」
部下「うーん。」
高波「これが本当に必要だって、心から思えるかどうか。
やっぱり自分の為というより、他人のの為、世の中の為という大義名分があると、人って力がでるとおもうんですよ。
やっぱり、そこですね。」
部下「なるほど。使命感を感じたものに関しては、譲らずやってみる・・」
高波「そうですね。」
部下「そういうことですね。 本日もありがとうございました。」
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