東京都写真美術館の「出発ー6人のアーティストによる旅」を観てきました。


・尾仲浩二さんの写真
哀愁漂う写真が並んでいた。家屋、街角、田んぼ、橋、川、街灯、人から切なさを感じた。
いつも写真を観る時は、その画面の中に自分を立たせてみる。そしてそこにいる自分はどういった人物なのか?商人か、ホームレスか、会社員か、夫か、子供か、犯罪者か、兵士か、観光者か、といったことをイメージしてみる。
尾仲さんの写真からイメージした自分の姿は、小学生の自分。どことなく懐かしさを覚え、通学路を歩いているような感じ。でもそれは過去のこと。現在の自分の生活に通学路を感じる瞬間は無いな。
もうすっかり忘れた感触だけど、自分の記憶には確かに残っている。
死んでそうで生きてる、そんな印象を受けた写真でした。

・さわひらきさんの「Small Metal Godsのためのmusic video」
最高に癒されました。あとで調べたらDavid SylvianっていうシンガーソングライターのSmall Metal Godっていう曲のpVでした。
小さな飛行機がゆっくりと室内を飛行・・・落ち着く。また曲が良いんだな。