右握力 26.5㎏
左握力 24.0㎏
背筋力 63.0㎏

この時は両腕の外側がずっと痛い日が続いていた。そのわりにはいい数字。
ついでに背中の肩甲骨あたりもずっと痛かった。
頸肩腕症候群は五十肩になりやすいそうで、念のため五十肩の検査。
腕のうちでも身体の前側が痛いと五十肩らしい。
幸い自分は腕の外側だったのでセーフ。
それはともかく、五十肩という名称は抵抗がある・・・

腕はひたすら冷やさない(いつもだけど)、身体全体も冷やさない。
たいしたことではないだろうけど、寒さに身体が慣れるまではこのくらいしか
思い浮かばない。
指なし手袋は真っ先に出動、ただいま大活躍中。

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熊本日日新聞社の医療QQに「ことばの点滴」という連載がある。
11月21日付はこの記事だった。
事業仕分けと漢方薬

上記記事より一部引用。
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日本医師会も、事業仕分けのワーキンググループに医療関係者、患者代表が入っていないと指摘。保険が利かなければ、「患者の受診抑制を進めてしまう」と懸念を示している。
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また、こんな資料もある。(PDFファイル)
崖っぷち日本の医療、必ず救う!(民主党医療政策の考え方)
(民主党HPトップ→政策→厚生労働で進むとあります)
この最後のページから一部引用。
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漢方、健康補助食品やハーブ療法、食餌療法、あんま・マッサージ・指圧、鍼灸、柔道整復、音楽療法といった相補・代替医療について、予防の観点から、統合医療として科学的根拠を確立します。
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最初の引用記事には、民間人の中に医療関係者が入っていないと明記されている。
どんな人が仕分けをしたのだろう。
調べるのが手間なのでそこまでできないけれど、見直し対象となってしまった漢方薬や
湿布などに関して、医学的に明確な根拠があって決めたわけではない?と感じさせる。
次に引用した医療政策に「予防の観点から」とあるので漢方薬などは治療ではなく、
いわゆる未病状態の時に使うと認識されているらしい。
そうすると、「漢方薬や湿布は予防的に使用するから保険で賄う必要はない」とか
そういった流れで仕分けが行なわれたのだろうか。
そんな風に思ってしまう。
少なくとも、人は具合がわるいから病院に行き、患者がなんらかの症状を医師に
訴えており、医師の診察・判断によって症状緩和・治癒に向けて処方されたもの、
とはまるで想像していただけなかったのだろうか。

湿布にしても、腰や肩などが痛いと病院に行き診察を受けて処方されるわけで、
市販の湿布を、肩が凝ったから、ふくらはぎがぱんぱんだから買ってとりあえず
貼るのとは意味合いが違う。
自分自身ここ何年も湿布のお世話になっている。はっきりいって手放せない。
これがもし保険適用されなくなったら、市販の湿布を買わざるをえなくなるだろう。
病院に行く前は市販の湿布を使っていたけれど、経済的にやさしくない。
何よりも、効いた感じがほとんどなかった。
ごく軽い凝りなどを和らげる程度の効果しかないんじゃないかと思ったくらいだ。
病院での湿布を使用するようになってからはより強くそう感じるようになった。
見た目で提示できないのが残念だけれど、そのくらい違う。

漢方薬も湿布も、病院で処方されるものと全く同じ成分・効用があるのであれば
まだわからなくもない。
ただそうすると、医師が処方するくらいの薬を市販していていいのだろうかという
素朴な疑問がわく。
特に漢方薬は気軽に飲むものではないと思っているし、他になにか服用していたら
飲み合わせは大丈夫だろうかと素人でも気になる。

事業仕分け自体は否定しない。でもなぜ漢方薬や湿布が標的にされたのか疑問だ。
乱暴にいってしまえば、では市販されている薬があるものは病院で処方する必要は
ないということになってしまう。
最近少し認知度が上がってきた過敏性腸症候群。一応市販薬がある。
でも、過敏性腸症候群はひどい便意だけが症状ではない。
風邪薬。これも市販されている。
ただの風邪だと思って市販の薬だけですませていたら実は重大な病気だった。
全くありえない話ではない。
素人判断ほどこわいものはないことを、事業仕分けで「見直し」と決定した方々は
ご存知だろうか。

何もオチがないけれど、一患者のつぶやきでした。

昨日の土曜日までの2週間の平均歩数。約5,600歩。
ちょっとペースが落ちたというか、以前に戻ってしまった。
雨と急な寒さにやられた格好。
身体が痛いというのは動く気力をなくさせる。
起き上がっているより横になりたいと思ってしまう。
と、そんな言い訳を並べるのは簡単なことだけれど。





右握力 26㎏
左握力 24㎏
背筋力 66㎏

ちょっとこの日は頸肩腕とは関係ないところで体調が悪かった。
そのわりには握力背筋力の数値がいいのがなんともはや・・・いいことにしよう。
肝心の痛い箇所の検査。いつも痛い場所とは違う場所がおかしい。
まあこういう状態の時もあるわけで。
「冷え」についてお話いただいた。
自分も当てはまるのだけれど、冷え症だと気温の変化が体調不調に繋がるとのこと。
診断を受けるずっと前からそんな兆候はあったので納得。
春先の気温の変化についていくのがつらかった記憶があるけど、たぶんこれだろう。
別の、線維筋痛症を診察されている先生の中には、痛みよりも冷えを改善することを
重視されている方がいらっしゃることも伺った。
頸肩腕にも通じるものがあると思う。


頸肩腕とは直接関係ない話。
日経ビジネス アソシエオンラインに「職場を生き抜け!」というコラムがある。
以前もひとつ紹介した覚えがあるけど、今回のコラムも興味深かった。
公開中の映画、「沈まぬ太陽」を観るためのポイントを挙げたもの。
単に観るポイントだけではないのがビジネス誌らしい。

【第91回】映画「沈まぬ太陽」から学ぶ、職場を生き抜く術(前編)
副題は「~考えさせられる重みのある言葉が映画の中にたくさんある~」

【第92回】映画「沈まぬ太陽」から学ぶ、職場を生き抜く術(後編)
こちらの副題は「~『対立』を切り口に観ると、映画がよりリアルになる~」


ついでに、この連載の第90回も興味深かった。
ご参考までに。興味のある方はこちらもどうぞ。
【第90回】「若いうちは仕事に打ち込め!」とは片腹痛い
副題は「~いや、両方の腹が痛いんです~」

いずれの回も読者のコメント欄まで併せて読むことをお薦めします。
特に第90回はその前の回のコメントに対応して書かれたもので、さらにそれに対して
コメントが返されています。


それはさておき、山崎豊子の『沈まぬ太陽』は読む勇気がなくて読んでいないし、
映画も観にいくかはわからないけれど、上記コラムを読んで主人公の状況・立場、
というか、どんな話なのかは多少想像できた。
観るか読むかしたら、たぶん泣くだろうと思う。
感動して、ではなく、以前の自分のおかれた状況がフラッシュバックして。
(主人公とは状況はまるで異なるけれど)

泣いた本で思い出すのが、江上剛のデビュー作『非情銀行』だ。
読むうちに様々なことがフラッシュバックとして現れて、泣けてきた。
(仕事が原因で頸肩腕に罹患した方ならおそらくわかっていただけるかも)
本筋と関係ないところで泣くのも申し訳ない気がするけれど、そんな本だった。
そんなことがあるので、たぶん『沈まぬ太陽』も同じになる気がする。

余談。
映画「沈まぬ太陽」の上映時間。約3時間半。途中休憩10分。
インド映画のような長さと途中休憩。
身体がもつかどうか・・・