日経ビジネス アソシエ オンラインに「深澤真紀の草食の時代」という連載がある。
あの「草食男子」という言葉を生み出した方のコラムだ。
最終回の今回もなかなか興味深かった。

【最終回】「考えすぎない生き方」のすすめ

特に3ページ目の一覧。出版される本の目次だそうだけれど、この目次を読むだけでも
肩の力をいれて生きている人やどうも肩に力が入ってしまう人にはいいような気がする。
たぶん無料登録などの手続きは必要なく読めると思うので、気が向いた方はどうぞ。
(登録が必要だったらすみません)

友人に教えてもらいました。
厚生労働省主催で、「慢性の痛みに関する検討会」 が行なわれたそうです。


その時の資料が公開されている。けっこう興味深い内容が並んでいる。
気が向いた方はぜひ上記厚生労働省HPから資料をダウンロードしてご覧いただきたい。
特に、こちらの資料には頸肩腕症候群も載っていた。

「5 医療における慢性痛の問題点」(PDFファイル)

「難治性の疼痛疾患」(6ページ目)に入っている。
逆に、3種類に分けられるらしい「慢性の痛みを来たす疾患」候補(12ページ目)の
分類の仕方はよくわからない。

この検討会資料で評価できるのは、目に見えない「痛み」について焦点を当てた点。
医療費抑制はともかく、痛みが原因で行動が制限され、社会的損失が生まれている点を
指摘しているのも一応評価できるかも。
ただ、細かく突っ込みたいところもかなりあった。それは抑えて少しだけ。
慢性疼痛患者としては、罹患しようと思って罹患したわけではないし、フルタイムで
働けるものならとっくに働いている。
一応検討会は一般にも公開されたらしいけれど、公開するだけではなく、慢性疼痛患者の
生の声もぜひ聞いていただきたいと切に願う。

こんな検討会があったというご紹介まで。

昨日の土曜日までの2週間平均歩数。約6,800歩。
寒さがぐっと増してきたけれど、昼間ならばまだいけそう。
出かける時は、ほぼ真冬なみの装備。とにかく首の周りは念入りに。
今からこんな格好していると、真冬はどうしよう・・・とは思うけど。
なるようになるでしょう。たぶん。





暖かかった昨シーズンは使わなかった、湯たんぽ登場。
どうも急な寒さに身体がついてこない。
ボアシーツもそろそろ出すべきか、年明けまでしまっておくか、少し迷っている。

1週間くらい前の日経新聞で、湯たんぽによる低温やけどに注意、という内容の
記事を読んだ。実に当たり前なことが書いてあった。
確か寝る時には湯たんぽは外したほうがいいとも書いてあった気がする。
(記事が手元にないので記憶で書いてます)
それだけ湯たんぽを当たり前に使う人が減っていたのと、流行のエコでこのところ
使う人が急増したんだなと思う。

湯たんぽは買う時についてくる(たぶん)薄いカバーだけでは、正直心もとない。
低温やけど対策としては、古くなったセーターやトレーナーなどを袋状に加工して
湯たんぽをぐるぐるとくるみ、さらに袋に入れて布団に突っ込めば特に問題はない。
袋状にしなくても、うまくくるんで袋に入れてしまえばこれまた特に問題はない。

ただし、寝る直前に熱湯の湯たんぽはお薦めしない。
低温やけどする確率がそれだけ高くなる。
寝る何時間か前にセットしておけば、寝る頃には適度に冷めてくる。
セットする位置はだいたいお腹とかお尻のあたり。
寝る時に足元に移動させれば余熱でお腹のあたりが温かいし、足元も直接湯たんぽで
温められる。熱いなと思ったら隅に寄せるか蹴りだせばいい。
時間がなければ水も入れて少し温度を低めにすればOK。
(水の加減は何度か使っていればだいたいわかる気がする)
眠っている最中に熱くなるようだったら、自動的に身体が反応して隅に寄せたり
蹴りだしたりするはず。

低温やけどするのは、たぶん熱湯に近い温度のままの湯たんぽを使い、熟睡しすぎて
湯たんぽを蹴りだしたりすることなく朝を迎えた時ではないかと思う。
(というか、自分がそうだった)
疲れてあまりぬるくしないままの湯たんぽで泥のように寝ていたらそうなった。
要注意なのが湯たんぽの側面。
足は最初湯たんぽの上においていたとしても、側面に移動するからだ。
特に側面はがっちりくるんでおいたほうがいいような気がする。

昔からの湯たんぽ使用者で、低温やけど経験者より、体験談でした。
快適な湯たんぽ睡眠を。

こんな記事をみつけた。
数日前の記事なので自分のチェックが甘かったけど、湿布薬に関しても動きが
あることがわかって少し安心した。

【外用製剤協議会】湿布薬保険外しに反対‐厚労省に要望書提出

上記記事より引用。(2009年12月10日付薬事日報)
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外用協では、要望書を提出するに当たって、湿布薬の保険外しについて、1万人を超える一般人にアンケートを行った。その結果、年齢に関係なく90%近くが、医師から湿布薬を処方されたことがあり、処方された患者のうち90%がその効果を認めていた。
 (中略)
要望書の中で協議会は、湿布薬は変形性関節症をはじめとする慢性疼痛性疾患や、外傷後の腫脹・疼痛などの治療のために、必要不可欠なもので、多くの医療関係者が使用していると、その実情を訴えている。
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署名運動ではなく、アンケートをとって要望書という形で提出したらしい。
記事を読む限りでは、一応無作為にアンケートをとったようで、病院で湿布の処方を
されたことがある人の割合が高いことが強調されている。
それよりも「年齢に関係なく」と書かれていることが大きい気がする。
湿布は高齢者だけが使うわけではないからだ。

湿布薬市場は増加傾向にあるらしいので、製薬会社さんとしても、ここは病院で
処方される湿布薬を切られるとそれなりに痛いんじゃないですか。
仮に保険外にされてしまったとして、そのまま市販品に流れるわけではないでしょう。
市販品は値段高いし、効用も微妙だし。
それにしても、NHKまでがニュースで取り上げた漢方に比べると地味ですね・・・
と、病院の湿布が欠かせない一人が勝手な感想を書いてみる。

取り急ぎメモでした。
ちなみにこの外用製剤協議会のHPはないようです。
検索エンジンで見当たりませんでした。