待ちの種類はいくつかあり各それぞれに呼び方があります。
1.リャンメン待ち
リャンメン待ちとは数字の両端が待ちになる場合を言います。
例
23と持っている場合1か4が待ちになります。
三四五③④⑤⑥⑦⑧2366 など
2.ペンチャン待ち
ペンチャン待ちとは数字の12もしくは89と持っている場合を言います。
例
12とある場合はペン3が待ちになります。
ニ三四12567西西西白白 など
3.カンチャン待ち
カンチャン待ちとは数字の間を待つ場合を言います。
例
13と持っていればカン2が待ちになります。
ニ三四13567西西西白白 など
4.シャボ待ち
シャボ待ちとは頭が2つある状態で待つ事を言います。
例
ニ三四123456西西白白 など
5.単騎待ち
単騎待ちとはその名の通り1枚の牌が待ちの場合を言います。
例
ニ三四123456西西西白 など
例2
ニ三四五123456西西西 など
この場合ニか五が待ち牌になります。
複数の単騎待ちを通称ノベタンと言います。
6.変則待ち
変則待ちとは待ちの形が複数のある場合を言い、初心者が一番見逃しやすい待ちとなります。
例
ニ三四23444②③④西西 など
この場合待ち牌は14西になります。
ちなみに、4か西なら三色同順になりますが1だと役無しの為リーチかツモでしか上がれません。
ここで少しクイズです。
2223444②③④西西西
何待ちでしょうか。
正解
12345
わかりにくいかもしれませんので分解してみます。
1の場合 リャンメン待ち
123 22 444となり3-3-3-3-2が作れます。
2の場合 シャボ待ち
222 234 44で同じく3-3-3-3-2です。
3の場合 単騎待ち
222 33 444でこちらも3-3-3-3-2です。
4は2と同じ。
5は1と同じです。
このように手牌によっては待ち牌が増えることがあるので良く注意して確認しましょう。
わからない時は分解してみるとわかりやすいです。
ここで、前回も出てきた四暗刻について少し書いていきます。
四暗刻は三暗刻と違い面前である事が絶対条件です。
面前なのでアンカンは大丈夫です。
例
222444③③③⑥⑥東東
例えばこんな手牌の場合、ロン上がりだとトイトイと三暗刻の満貫になりますが、ツモ上がりだと四暗刻になる事は前回も言いました。
四暗刻を確定させるためには単騎待ちにする必要があります。
例
222444③③③⑥⑥⑥東
この場合は既に4つ手牌に暗刻がある為四暗刻が確定しています。
また、四暗刻は単騎待ちの場合ルールによってはダブル役満扱いになります。
例2
2223444③③③東東
この場合見方によれば単騎待ちですが、シャボにもリャンメンにも取れます。
3が出れば単騎待ち扱いで四暗刻ですが、その他はどれも役なしなのでリーチをかけないとロン上がりは出来ません。
ツモなら2か4で三暗刻、1か5は役無しなのただのツモのみになります。
このように待ち牌によって点数が大きく変わる事がありますので、その辺りをしっかりと頭に入れてから実践しましょう!
次回は麻雀のタブーチョンボとその種類について書いていきます。