3月6日


やれやれ、今日は寝れなかった。

でも、疲れてるのは気持ちだけで、なんだか、人に肩がこってる?とか言われたら

こってるような気がするし。

でも、身体はなんだか元気。

意味わからないけど。


一番は、最近他人と会うのが辛くなってきたことだ。


そうそう、この間、お客さんにも言ったけど。

町を離れてから、だいぶ時間が経つね。

あそこは、いい町だったなぁ。

なんだか、わからないけど。私の商売は、あそこにいた文句をつけてくるお客さんがいたから続いたんだろうね。

そうだね、あのお客は、きっと文句をつけたり、たくさん買ったりするのは

私のことを思っていてくれたからかもしれないね。

よくわからないけど、あいつがいなくなってから、心に穴が空いたみたいだ。


「おい!!そこの商人!!その品物はなんだ?」

王国兵士が話しかけてくる。

「いやいや、これは、新しい商売道具でして、時計と申します。」

ライアンは、必死で王国兵士に話しかける。

兵士は、ライアンの荷物を調べ、時計を奪い取る。

「ほう、この時計が商売道具か・・・。おい商人、この時計俺がもらってやるよ。」

そう言いながら、王国兵士はライアンの時計を地面に投げて壊した。

「はははは!おもしれえ。こんな時計誰も買わねぇよ。」

王国兵士は、そのまま立ち去ろうとする。



「ちょっと待ってください。兵士さん、こっちも生活があります・・・!!」

ライアンはすぐ、カバンの中から小さな小瓶を取り出しふたをあけた。

すると、小瓶の中からたくさん蜂が出てきた。

小瓶の中身には、蜂が入ってないのに、どんどん蜂がでてくる。


「いてっ!!」

「なんだ!!なんだ!!この蜂は、くそお!!商人!!」

「うあああああああ!!」

王国兵士は、大量の蜂に襲われる。

しかし、そのまま王国兵士は剣を構えて走ってきた。

「てめえ!!調子に乗りやがって!!ただじゃおかねえ!!」

王国兵士が、ライアンに剣を振り剣でライアンに斬りかかる。

グシュ!!ズサッ!!

「ふあああああああああああ!!!!ああああ」

ライアンは、王国兵士に斬られた。

そのままライアンは、血だらけで倒れてしまった。

「おい!そこのお前も、こうなりたくなかったら、俺らに逆らうんじゃねえぞ。」

そう言いながら、王国兵士は去って行く。


「お客さん・・・・・・。お客さん・・。すいません、こんなところを・・・。」

「私は、やっぱりバカでした。あの町で商売をしていれば、きっと・・・・。」

「あいつに一言言ってやりたかった。あの毎日文句をつけに来る客に・・・。」

「お前は、俺にそこにいてほしかったんじゃないか?って・・・・・。」

「俺も、本当は、気づかないけど、そんなのわかってた・・・と・・。」


ライアンは、あなたに、カバンを渡す。

「もう実は、このカバンには品物はありません・・・。だけど・・このカバン・・。」

「あなたが持っていてくれませんか?・・・あなたに持っててほしいんです。」

「うぐ・・・いいんです・・商人なんて、こんなもんですよ。」


そう言いながら商人は、死んでしまう。

あなたは、カバンを拾った。

なにやらカバンの中に、一つ品物があった。

それは、先ほどと同じ瓶だ。

また蜂が出てくるのかもしれない。

これはいい道具かもしれない。

いい・・・・道具なのだろうか。



気づいたら、血だらけのライアンの死体は、あなたの前から消えていた。



死体は・・・・?



3月6日「ライアンの戦闘」