前回

 

 

 

 

 

なんであのとき、

"また次に行こう"としたんだろう。

 

そう振り返ることはありませんか?

 

困っていたわけでもない。

 

特に大きな問題が起きたわけじゃない。

 

なのに、

 

"このまま"を

選ぶことができなかった。

 

 

私は、

前の職場を辞めたとき、

“限界”に近い状態でした。

 

毎日を回すことに精一杯で、

自分の気持ちにまで
意識を向ける余裕がなかった。

 

だから、

あのときの転職は、

 

「ここから離れよう」

 

という感覚に近かったんだと思います。

 

 

でも、

 

次の職場は違いました。

 

人間関係も悪くない。

仕事もある程度できる。

生活にも余白がある。

 

前みたいに、

ずっと張り詰めているわけじゃない。

 

仕事でも、

関係性は良かったし、

やれてる感覚はあった。

 

夜勤明けに温泉へ行って、

友だちとご飯を食べて、

自分の時間も持てていた。

 

ちゃんと生活できていたんです。

 

 

けれど、

 

落ち着いて働けるようになったからこそ、

 

今度は

別の感覚が
出てくるようになりました。

 

「このままでいいのか。」

 

 

前の職場では、

毎日を回すことが優先だった。

 

でも今回は、

少し先の未来を考える余裕があった。

 

 

だからこそ、

 

今の自分や、


この先の働き方について、

考え始めるようになったんだと思います。

 

 

もっと、

 

学べる場所が
あるんじゃないか。

 

もっと、


自分にできることが
あるんじゃないか。

 

そんな感覚が、
少しずつ大きくなっていきました。

 

 

HSS型HSPの人は、

 

環境への感受性が高いぶん、

 

“違和感”

 

にも敏感です。

 

それは、

 

「嫌だから離れる」

だけではありません。

 

むしろ、

 

落ち着いた環境にいるからこそ、

 

今度は、

 

“心が感じる小さなズレ”

 

に気づくことがあります。

 

 

心理学では、

 

HSS(High Sensation Seeking)

という特性は、

 

新しい刺激や変化、


成長する感覚に


強く惹かれやすい傾向だと言われています。

 

 

だから、

 

安心できる場所にいても、

 

その環境に慣れてくると、

 

今度は、

 

「このまま止まってしまうんじゃないか」

 

という感覚が出てくることがあります。

 

 

あのときの私は、

 

今の職場が嫌だったわけでは
なかった。

 

むしろ、

やっと落ち着いて働ける場所を
見つけたと思っていた。

 

でもその一方で、

 

“ここで学べることは、
もう終わったのかもしれない”

 

そんな感覚も、
どこかにあったんだと思います。

 

 

HSS型HSPの人は、

 

安心できる環境を必要としています。

 

強い刺激や、
緊張状態が続きすぎると、

 

神経が張り詰めてしまうからです。

 

けれどその一方で、

 

ずっと同じ環境にいると、

 

今度は、

「このままでいいのか」

 

という感覚も出てくることがあります。

 

 

落ち着ける場所を求めながら、

 

同時に、

 

新しい刺激や、
成長する感覚にも惹かれていく。

 

HSPの

 

“安心を求める感覚”と、

 

HSSの

 

“動き続けたい感覚”

 

その両方を持っている。

 

だからこそ、

 

落ち着ける場所

 

と、

 

成長できる感覚

 

その両方を
求め続けることがあります。

 

 

それが、

 

HSS型HSPのひとつの特徴かもしれません。

 

 

あのときの私は、

 

やっと安心できる場所に辿り着いたのに、

 

また、
次を探そうとしていました。

 

前の転職は、

 

“壊れないため”だった。

 

でも今回は、

 

止まりたくなかった

 

そんな感覚の方が、
近かったのかもしれません。