High School Jam Vol.11 ライブレポート Part2 |   HighSchoolJamのイベントレポート

  HighSchoolJamのイベントレポート

    MI TOKYO プレゼンツ
  高校生無料LIVE EVENT
  “High School Jam”
  MI TOKYO が高校生を強力にバックアップ!
  出演料無料!
  使用料無料!

  会場:MI TOKYO HALL
  主催・運営:MI TOKYO








ポスター



ポスター作成:yatuko




14:00 開場




お客さんはまだ少ないが、会場内は和やかな


雰囲気に包まれ開演を待ち望んでいる様子でした。




14:30 開演




少し押してのスタート




トップバッターを飾るのは...




Howlers



High School Jam(以下ハイジャム)に出演


する為に結成したという彼ら。




まだ結成3ヶ月と若いバンドだが、


オリジナル曲を披露するなどとても意欲的なバンドでした。




大抵トップバッターは緊張からか、


硬い印象になりがちだがGreen dayやScandal


などのコピーを織り交ぜながら展開。




どこか親近感が沸く彼らにお客さんから


温かい声援が飛び交い、それに反応して


彼らも初ライブを伸び伸びと楽しんでいる様子でした。




Vocal高橋君のお客さんからの対価価値となる


投げ銭を募る際に言い放った”僕は遠い場所から


来ているので電車賃が無いので入れてくれ”という


超個人的な発言に思わず吹き出してしまったw




集客1人、次回参戦の時は期待してます...w






JaSMine!



女子校から元気に参加したガールズバンド4人組の登場。



Supercellや東京事変などの楽曲を披露、


メンバー各々が曲の世界観に入り込んだ一生懸命な


姿に魅入った。




初々しい中にも繊細さを感じる。


男性バンドにはないガールズバンド特有な


ニュアンスの変化は見ていて大変興味深い。






全体的にKey(石田さん)の役割が活きていて、


広がりのある演奏がとても心地よかった。










日陰2号



JaSMine!と同じ学校からエントリーしてくれた


日陰2号。


リズム隊(Ba,Dr)は同じメンバー。






楽曲はGO!GO!7188でアップテンポの曲を中心に


披露し、パフォーマンスも熱を帯びていた。




最後の曲ではJaSMine!のメンバーもコーラス


として招き入れ特別編成で披露。




一気にヒートアップし、個人的にはアイドルグループ


のライブを観ているようでとてもかわいらしく楽しかったw




特にDrの勝田さんはMCやドラマーとしても2バンドを


ぐいぐい引っ張って大活躍でした。




今回参加してくれた2バンドは主催ライブを何度も


企画しているとのこと。


それに合わせて次回のライブに参加者を募っていた。




運営側としても積極的に展開している彼女達に


頼もしさを感じた。





Cake By Sound Shoez




ゲストバンドの登場




Vocalが見つかるまでインストでやっていたら


そのまま形になったという経緯を持つバンド。




インストの醍醐味でもある、


各パートがフロントとして入れ代わり、


膨大な数のエフェクターを駆使した音の化学反応を


繰り広げて行く。




繊細かと思えば、一気に激情•激動の


移り変わりに引き込まれ会場の熱が帯びていた。




積極的に活動を展開する彼ら。


今後の活躍が益々楽しみ









卒業生の梅田君がふらっと立寄り、


そのまま手伝ってくれました。


写真に照明までありがとう!





MI在校生の駿もステージハンドで奮闘!







LIKILIHOOD




ここからお客さんがどっと会場に押し寄せる。


目視だけでもざっと100人はいるだろうか。


さらに盛上がる予感。




そんな中、ハイジャムも残り2組。


突き抜けて明るいバンドLIKILIHOODの登場。




リズム隊は女子が支えるバンド、


このバンドは事前に音出し会に参加してくれて、


演奏に対して皆で意見交換したのだが、


それから時間はあまり経っていないが、


ドラムの桜井さんの出音が別人のように変わっていて


バンドアンサンブルが凄く良くなった。




課題となっていた音のバランスも格段に良くなって、


一体感が増していた。




若い世代の成長にはほんと驚かされる事ばかり。




このバンドはお客さんからの反応がとても良い、


メンバー全員が明るく元気な事もありいい雰囲気で


観ていて自然に笑みがこぼれる。




披露していた楽曲はフジファブリックやUVERworldなど、


軽快なノリのある演奏で会場も終盤に向けて盛上がってました。












Most Motion Crossover



いよいよ最後のバンドの登場です!




74人のWeb予約で実際には50人


ものお客さんを呼んだ集客No.1に輝いたバンドです。




入場は無料とはいえ、チケットレスの初ライブで


50数人ものお客さんが会場に足を運ぶのは凄い事だと思う。




集客が多いバンド程、積極的にSNSでも呼びかけている


のはいうまでもない。




さて、このバンドは事前打ち合わせで初めて会った時から


どこか独特な雰囲気を感じた。




それぞれが個性的かつポテンシャルが高い。


それだけにどんなライブが繰り広げられるのか楽しみだった。




特に印象的なのはギターの松尾君にドラムの八木下君。


芯の強さにステージに立つその姿には華があった。


こればかりは頑張ったからといって出るものではない。


全身全霊で臨んでいるその姿には観るものを引き込んで行った。




声量があり伸びがあるボーカルの田中君に、


縁の下の力持ちで支えたゆみさん。




今回が初ライブなので、これからが未知数だが


今後の動向が非常に楽しみなバンドでした。









終わってみれば、来場者数85人。


お客さんからの対価価値である投げ銭は8000円


にものぼった。




高校生ライブの反応はいつ観ても面白い。


ストレートに熱くなったと思えば、一気に冷めたりする。


そこがダイレクトに伝わるのでとても分かり易い。


ライブの臨場感たっぷりなのも若い世代が集まる


場所ならではなのかもしれない。






次回の開催は12/23(日)です!

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レポート作成:秋吉雅史


Photo:Yatuko