- この本↓まだ途中なので読み終わってから
- 書こうかなーって思ってたんだけど。
驚くほど私の意見と見解と類似してるので
書いちゃいます。
ほぼ100%、一言一句私が思ってる事と一緒です。
怖いくらい、まさに、そう思う、の嵐。
隠れヒットな本だそうなので、もう読んだ方もいるかな。
今全国で41万世帯が抱えている問題と言われてる
ひきこもり。ひきこもる若者と、その家族。
…もし日本にいて経済的余裕が家にあったなら
私は絶対にひきこもりになっていたと思う。
人と違う事を否定されて、時にはいじめにあって
不和な両親に甘える事もできないで孤独を感じる。
外に出るのが怖くなって、安息の場所は自分の部屋。
そんな、ひきこもり現象を、突端として、日本国という
国自体を分析したのがこの本。↓。
- ひきこもりの国/マイケル・ジーレンジガー
- ¥1,890
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ひきこもりの若者達から話が始まりますが
その内容たるは、日本の戦前、戦後直後
そして、経済成長、現在に至るまで。
日本という国民の持つ精神であり優しさ。
戦時中、そして経済の中でも光った聡明さ。
そういったものにもフォーカスをあてて。
でもどこからかずれて、どこからか軋み
初めて、今崩れかけてしまっているかも
知れない、この、私達の日本。
「いったい日本に何が起きたのだろうか。
精密に設計、構築されたさまざまな形の
ビジネス、および社会関係を通じて
夜明け間近のアジアの世紀を、そして
世界経済のあらゆる部門を支配しようと
していたこの国は、なぜ道を見失ってしまったのか。
日本はなぜ現在に至るまで、自信を取り戻す事も
立ち直る事も、できずにいるのか。
日本のシステムの最大の長所は、いつ
どのようにして弱点に変わってしまったのか。」
てな事が、かなりの分析力で書かれています。
そして私はほぼ100%この人と同じ意見です。
で、私がこの本を読んで思った事…。
涙が出るほど切なくなったこと。
それは、日本はやっぱりすごく良い国。
こんな、小さな島国なのに、鎖国以前は
どんどん海の外の自分より遥かにでっかい
人達相手にビジネスをして。成功して。
鎖国だってきっと、西欧のアジア獲得争いから
国を守るための政策だったのかも知れない。
その後の世界大戦、戦争でだって強かった。
まるでアジア全部を支配できそうなくらい。
南京大虐殺が正しかったなんて言わない。
アジア諸国への侵略が正しいとも思わない。
けど、戦争とはそういうもの。誰かが仕掛けて
それに加わってしまえば、あとは戦うしかない。
それに、参戦しない選択肢なんてきっと無かった。
きっと人は幸せそうで、小さな島なのに
しっかり自国を守る事ができて…。
そして更に戦争でも強い事が解った日本。
アメリカには、とっても脅威だったろうな。
だから、原爆を落としたんだろうと思う。
その時の日本のショックと、そして絶望は
どんなもんだったろう。
自分の経済的、精神的、体力的な強さ
が絶対的だ、と確信しかけた時に。
世界中に見せしめるみたいに原爆落とされて。
それまで築き上げたもの、信用も自信も全部。
無くなっちゃったよね。悲しかったよね。
原爆投下後に受入れざる負えなかった民主主義。
けど、きっとそういう気質じゃなかった当時の日本。
きっとまだ準備ができてなかったはず。
もしくは、他の政策の方が合っていたのかも。
それに、元来まじめで、頭の良い日本人。
きっと、自分で考えて民主主義に移りたかった。
でも、それを急な原爆投下と終戦で余儀なくされて。
世界が見ている目の前で…。そんな屈辱って無い。
きっと日本は世界で他に無いほど大きなトラウマを
体と心に、抱えてしまった国なのだろうと思う。
その後の目覚しい経済成長。元来の生真面目さ。
きっとプライドの高さ、そしてなによりも団結力で。
頑張って頑張って、身体的な傷は癒えたけど。
精神的な大き傷は、きっと今も、残って抱えてる。
それが、今の日本の自信の無さであり、ゆがみきしみ。
西欧人への、並々ならぬ憧れと羨望、そして恐れ。
アジア諸国へ対する軽蔑はきっと心の傷からくる
嫉妬心に、自分よりも下の者を作って安心したい心。
そんな気持ちを抱えている日本だから、諸外国へ
出て行くことや、外国とビジネスをする事への恐怖が
あって、起業家の輩出も遅れせて、国内負債を増やし。
それは本当にまるで、親からの虐待や学校でのいじめを
きっかけにして、ひきこもってしまった子供達みたい。
心の大きな傷。過去の悲しい記憶。外に出れない子供。
日本は全く一緒じゃん…。
政府も政治も官僚も銀行も、もちろん国民も。
誰も悪く無い、みんな愛しい日本の、トラウマ抱えた子供。
どうしたら良いか解んない、優しくなりたいけど。
中には家庭内暴力をしてしまう子だっていて。
親に、お金を要求する子もいる。それと一緒、全く一緒。
絶対的な悪なんてやっぱり無い。誰も悪じゃない。
そこにあるのは、原因と要素と、理由だけ。
じゃあ、どうしたら良いんだろうな。
悪い人をこの人にすると決めて。
もしくは創り上げて、その人を除外する。
それは絶対に効果が無い。何の解決でもない。
いじめと一緒になっちゃう。
でもきっとだから、ゆっくりと直したら良い。それしか無い。
急いで直す必要なんか無い。そんな風にしても直らない。
時間を掛けてゆっくりと自信を取り戻して行けばそれで良い。
今もしかしたらその時に来ているのかも知れないし。
ちょっとずつ自信を持ってちょっとずつ外の世界へ出て行こうと。
ゆっくりで、良いから、また前の日本のような大きな自信を持てば良い。
日本ってやっぱり本当に変な国。
この間のG8サミットでも経済政策でも
日本だけは例外で、変な国、扱いだったよね。
車が大好きで電車が大好きでテクノロジーが大好きで
細かい事が大好きで…、日本ほどオタクな国無い。
しかも、トヨタなんかこの間のリコールで捲くし立てられて
フェデラルコートで、みんなにいじめられてさ。
あ、更に、風俗産業なんかもあって変態でもある。(笑)
あれ?でさ、変態…も(笑) 変人もすごく良い事だったよね?
いじめられて、つまはじきに合って、みんなに変人と思われる。
それって、確か、すごく良い事でそうあるべき事だったよね。
そして、変人でないと、変人こそが成功するとそうだったよね。
私の、愛しい愛しい日本。
色んな事があったの私ちゃんと知らなかった…。
色んな辛さを抱えて乗り越えて今ある、愛すべき日本。
ちょっと前に読んだ、オノ・ヨーコさんの本。
兎に角、愛ですって。みんなを愛して下さいって。
読んだとき、全く、ぴんと来なかったけど、今は解る。
排除すべき悪があるなら、話はきっともっと簡単。
でも、それがいないなら?誰一人悪で無いなら?
愛するしか、他に無い。それしか、解決しない。
子供はみんな愛されるべきで。日本も子供。
けんかばっかりしてるアメリカも子供。
のんびりしててお金の無くなっちゃったギリシャも。
そういう子達を叱り飛ばしても解決しない。
愛するのが一番の方法。一番の癒し。一番の事。
きっとそう。絶対そう。