大友良英 船上live in 井の頭公園
大友さんが乗り込んだ手漕ぎボートの他にスピーカーを積んだ4艘を配し、
合計5艘のボートが夕方の池にぷかぷかと浮かびながら演奏開始の日没を待つ。
楽しそうだなー。でも日が暮れたらどうなるか・・・。
うん、真っ暗で何やってるかよく見えなかった(((^-^))))
たぶんギターに色々エフェクト掛けてループステーションとか?
まず最初に雅楽の笙みたいな高いドローン音が静かに鳴り始めて、
次に鐘っぽい低い金属音が混じり、Nurse With Wound的な音像が見えた。
水上舞台を舟が自由に行き来して、色んな角度からの音の重なりが楽しい。
間隔の近いドローン音同士の干渉でゆらゆらと揺らぐ感覚が水面とリンクする。
しばらくするとチャリチャリとした打楽器的なノイズも混じり出し、
舟の間隔も広くなってきて音の絡みが更に立体的になってきた。
ハモり方が教会音楽的になっていて観客皆さんウットリwithミー。
ていうかけっこうな大音量で予想以上に皆さんウットリwithミー。
「語感がいいから」て理由だけで繰り返してるねウット(ry
寒さも相まってドリーミィかつ「寝たら死ぬで」な世界観。
そして素直なクリーントーンのギターがMajor7のフレーズを絡めてきて
世間的にメロディアスとされる音楽になってきた辺りがクライマックスだったのかな。
そして減衰の末に冒頭の笙みたいな音だけが残り、段々と音が途切れ静かに終了。
最後のギターのポップさが軽くクドいとおもったけど総合的にすてきなliveでした。
↑
大友さんが乗ってたボート。
てか高校生くらいの時からこういう船上ライブをやってみたいと思ってたから、
今回のは正直、「やられた!」というちょっと悔しい気持ちが大きかったけど、
じぶんにはこんなのをやらせて貰えるほどの実績がないからしょうがない(笑)
この企画は「東京の高円寺駅から
高円「寺」と吉祥「寺」。
初めて聞いたプロジェクト名だったけど、
こういうイベントはいっぱいやってほしいなー。
いわゆる「前衛アート」と呼ばれる作品って敷居が高く思われがち。
でも今回の水上liveは演奏舞台が入場無料の開かれた公園という事で、
人混みを見て「何が始まったんだろ」と興味を持って観戦に混じる人達が沢山。
もちろんノイズ成分多めな演奏に拒絶して帰った人も相当数だと思うけど、
それでも何人かは「よく判らんが、こーゆーの嫌いじゃないかも」って人も居たと思う。
それでもいいんじゃないかな。
去年参加したジャズアート仙川でも野外でフリージャズ演奏をしながら
立ち止ったお客さん達を見てたら近所っぽいガキんちょ達が大喜びしてた。
学術的に作品を捉えるのも勿論やりがいのある追求だとは思うけど
枠に当てはめずに、考えずに皮膚で感じて、素直に楽しめる部分をみつける。
ずーっとそのままじゃ飽きると思うけど、楽しむキッカケとしては充分過ぎると思うし。
あのガキんちょ達はもうあの演奏自体は忘れているかもしれないけど、
「こんな連中も居るんだな」的な頭の柔らかい受容性を育んで貰えたかも。
最近、USTでのライブ生放送も盛んになってきてるのもうれしいこと。
もちろんライブってのは生で感じてほしいものではあるけどUSTはありがたい。
ライブハウスって好きなバンドでも見つからないと初心者には相当入りづらい世界。
それが興味本位のみの1クリックで画面を開いて覗き込んで、
「おー、こんな世界があったのかー」と新発見もいいじゃない。
特権意識とか選民思想とかいらない。
欲しいのは開け放たれた自由で広い間口。
大友さん、ありがとー!
そうそう、youtubeに動画あがってた♪
