田舎のお墓の周りの銀杏落葉の回収はなかなか終わらない。
延々二時間半に及んだ。
墓掃除を終えた頃だった。
虫の鳴き声のようなか細い高い声が近くでする。
この鳥は間違いなくジョウビタキだ!
静止画を撮って、Googleレンズに尋ねてみた。
これは、誰でもジョウビタキだ!
神戸のK先輩と同級生のSさんにも念の為、LINEで尋ねると、ジョウビタキのオスだと返信があった。
お二方、有難うございます。
ところで、昨年、四人いる姉のうち、次姉が82才で亡くなった。
この姉が小鳥が好きでジョウビタキがお気に入りだった。
これまで、福岡県三井郡大刀洗町の田舎でジョウビタキを見たことがない。
もしや、次姉の乗り移りのジョウビタキかもしれないと思った次第である。
オスであるというから偶然なのかもしれない。
ジョウビタキは、漢字では「尉鶲」と書く。
晩秋の季語である。
どのようにして詠むか?
「尉鶲亡き姉偲び来たりけり」
ハイジャン男
ホントに家の墓に3度はやって来てくれた。
これからも、次姉のために来ておくれ!と言いたい。