昨日、福岡市博多区のJR博多シティビル屋上のつばめの杜ひろば展望台より福岡市近郊の山々を展望した。











この画面は雲が多くて見晴らしは然程良くないが、面白いものが写り込んでいる。


拡大してみよう。













お分かりだろうか?


雲の隙間より太陽の光が斜めに差し込んでいる。


丁度、福岡市南区野間の母校の福岡県立筑紫丘高校辺りに冬日が差し込んでいる。


この現象を見ると、決まって同じことを発する友人を知っている。


筑紫丘高校の同級生のK君である。


「チンダル現象だ!」と言って喜ぶのであった。










チンダル現象のことを説明したWikipediaである。


K君は、筑紫丘高校の地学部に所属していて、石集めをしていた。


自分のことを「石管斎」(いしください)と称している。


当時、地学の先生をされていた幸田先生の薫陶を受けたのだろう。


ところで、7つ先輩になるタモリさんが石に詳しいのは、この幸田先生より石のことを教わったからだと思う。


幸田先生は私が16才の頃、36才だったと記憶する。


7つ先輩のタモリさんが16才の時に、幸田先生は29才だったことになる。


幸田先生は、九州大学理学部地質学科の修士課程を経て、直ぐに筑紫丘高校の教員として赴任された。


幸田先生は懐が深く、明るい方であったので、生徒から大変慕われていた。


さて、K君のことに戻ろう。


K君は、九州大学工学部に進学し、山岳部員となった。


山にどっぷり浸かると大学を裏表やる人はザラに居た。


K君も少なくとも三年間は留年をしたようだ。


そのK君とは、脊振山地の井原山の洗谷の沢登りコースが気に入り何度も二人で登ったことが思い出される。


北アルプスの前穂高岳の岩登り、大分県祖母山系の沢登りも経験させてもらった。


この話は、また何処かで詳しく!


チンダル現象からK君のこと、幸田先生のこと、そしてタモリさんのことを思い出した。


11月の丘ふみ会総会(丘23会という同窓会のこと)でK君と再会した。


山の話は出なかった。


石の話は少し出た。


「雲間より斜めに冬日差す母校」


ハイジャン男