福岡県太宰府市の宝満山の麓に、藤袴をたくさん植えられているお宅がある。
10月になると、アサギマダラが沖縄へ移動する途中にここで蜜を吸っていく。
アサギマダラが大挙して訪れる名所になっている。
アサギマダラである。
Wikipediaで概要をご覧下さい。
アサギマダラの動画である。
アサギマダラは、藤袴の蜜を吸うのに必死になっていて、カメラを近付けても逃げようともしない。
本日、藤袴とアサギマダラの話題になったのは、アメブロ友の芳根杏子さんの「芳根杏子日記」の本日の俳句のお題が「藤袴」だったからである。
そして、上記の動画のことを説明して、リブログをするというコメントと俳句を送った。
『ハイジャン男さん
おはようございます。福岡市はほぼ晴れ、気温26℃です。昨日、福岡市はまた猛暑日になりました。今日もぎらぎら太陽です。珍しくブログ記事を書きました。さて、今日の杏子さんのお題「藤袴」。この花に来るアサギマダラの動画を持ってます。昨年のものです。リブログ決定ですね!(笑)ところで、アサギマダラの渡りに気付いたのは、1980年代と意外に最近なんです。森下和彦氏が沖縄では、アサギマダラの新鮮な個体が秋にいないのに、春には逆に新鮮な個体がいることから、移動しているのではないか?という仮説を発表したとあります。神戸にお住まいの研究室のK先輩はアサギマダラのマーキングに参加されています。アメリカには、オオカバマダラというアメリカ大陸を4000キロも南北移動するアサギマダラに似た蝶がいます。K先輩は、アメリカ滞在中にテキサス州でオオカバマダラのマーキングに参加されてたと伺っています。しかし、アジアでもこのような蝶がいたことは驚きでした。福岡市の九州大学の蝶研究の権威の白水隆名誉教授(2004年ご逝去)がこのことに気付かれなかったくらいの大発見だったと思います。さて、アサギマダラの話題ばかりとなり、藤袴の主役が蔑ろになってしまいました!
今年こそ光る君への藤袴
今年こそ、藤袴を贈りたいですね!』
ここに色々な話題が出て来る。
まず、知りたいことは、アサギマダラは何故渡りをするのか?という素朴な疑問である。
春先は沖縄に住んでいるのに、避暑に日本本土にやって来るのか?
その謎を解き明かしたいものだ。
藤袴の花の話になると、アサギマダラの話一辺倒になってしまう。
藤袴の話も少しだけ!(笑)
万葉の頃から、藤袴のことが歌われていた。
源氏物語には、「藤袴」の巻もある。
しかし、藤袴とアサギマダラの関係はもっともっと古いのだ。
悠久の大和知り抜く藤袴
ハイジャン男