那珂川へ流れ込む支流はたくさんある。
荒梅雨の時に、近くの水はこの支流に流れ込み、那珂川というプールに入る。
プールの水量は多いので、少々増えても水位は殆ど変わらない。
とにかく、物凄い量の水が那珂川に流れ込む。
しかし、水位には殆ど影響しない。
那珂川は35キロメートルの長さがあり、それが繋がっているので莫大な水量を有する。
そこに、こうして支流から水が流れ込んでもびくともしないのである。
しかし、常に安全とも言えない。
降る雨の量がこの緩衝作用をはるかに凌ぐ場合には洪水になる。
「想定を遥かに超ゆる荒梅雨も」
ハイジャン男