ハイジャン男は耳が遠いので、外国人が英語で早口で喋ると分からないことも多い。
昨日、相島行きのフェリーの中でイギリスから来たというYusufさんに会った。
Yusufは、23才でもう直ぐ24才になるという。
バングラデシュからイギリスに移民して、イギリスのUCL(ユニバシティ•カレッジ•ロンドン)を卒業したという。
現在、コンピュータサイエンスの技術者として大きな会社で働いているという。
相島のことは、イギリスでも有名なのか?尋ねると、日本に来て、Google検索で知って、ぜひ来てみたいと思ったという。
なかなかの行動力だ。
昨日、話が弾んだので、神社に行ったか?尋ねると行ってないという。
Yusufは、イスラム教徒なので、他の宗教には興味がないのかもしれない。
筥崎宮に行ってみよう!と提案した。
見せたかったのは、「敵國降伏」の神社の看板だった。
1274年と1281年に元に攻められたが、見事にその野望を退けたのである。
この祈願をされたのが亀山上皇である。
何と、亀山上皇の像が筥崎宮にあるのだ。
この二つのページを参照されたい。
亀山上皇像は、1904年、折しも日露戦争の開戦の頃に出来たものらしい。
Yusufに説明したかったことは、日本人が戦争に強いので、スペインやポルトガルのヨーロッパ人も日本を攻めようとはしなかったということである。
ところで、「敵國降伏」を英語で言うとどうなるのだろうか?
昨日、Yusufには、
「Enemy country must be defeated.」
しかし、降伏の英語はsurrender という。
「Enemy country may surrender.」
かもしれない。
ところで、ハイジャン男のブログに外国人が登場したのは2回目か?
一度目は、フランス人のダビッドだった。
もう、10年前になるのだ!
ダビッドはたいへんな日本ファンで2年に1度のペースで、来日しているようだ。
Yusufもそうなるのか?
本日も一緒に夕食を共にしようと約束した。
ハイジャン男も微力ながら、国際親善のお役に立てばと思う。
「日英の小さき親善皐月晴れ」
ハイジャン男