ハイジャン男は鳥のことについては無知も極まりない。


2月25日の日曜日に、福岡市南区三宅のKさんの広い空き地の白梅に鳥が群れをなしてやって来ていた。










メジロにしては大型でスズメに似ているが、スズメよりもさらに大型に見えた。


ハイジャン男の大学の専攻は生物化学である。


大学の研究室の先輩や同級生は、元々は、生物の自然観察を趣味にされていた方たちが、高じて生物学の門を叩いたということである。


先日、先輩のKさん、同級生のSさんとzoomで会議をした時に、鳥の話でお二人が盛り上がっておられた。


恐る恐るこのビデオのことを話してみた。


Sさんがスズメは梅の蜜を吸いに来ることは稀との話で、この鳥がスズメでないと確信が持てた。


ビデオをお二人に送り、見てもらった。


遠くて断定はできないが、クロジではないか?とのことだった。


クロジ?聞いたこともない名前の鳥だ。








クロジのWikipediaである。









日本の野鳥識別図鑑である。










福岡市でのクロジの観察のポイントが載っていた。


■福岡で観察できる場所及び時期
九州では冬鳥で10~4月。
【室見川】中流域の芦原で観察。
【小戸公園】茂った斜面で観察。

             

【志賀島】国民宿舎周辺の林で観察。
【油山】自然観察の森で見られている。


とポイントが挙げられていた。


油山と福岡市南区三宅は近く、油山から飛来したのかもしれない。


クロジは専門的過ぎで季語には含まれていない。


さあて、どう詠むかな?


「クロジてふ初耳の鳥群れる梅」


ハイジャン男