本日は、大寒の初日である。











本日の福岡市南区の天候


霧雨、気温11℃である。


あったかい大寒の入りとなった。


大寒は、本日の1月20日より2月3日までの15日間である。



昨年、11月23日の勤労感謝の日より、アメブロ の「芳根杏子日記」の俳句に応募するようになった。


芳根杏子さんは、何処かで聞いたお名前で芸名?であると思う。


本日の俳句のお題が「大寒」であった。







「大寒や巡りし観世音菩薩」


という句をコメント欄に送った。


直ぐにアップして、杏子さんのブログ記事にアップされるのである。


自分の俳句が記事となる歓びを感じ病みつきになる。


杏子さんは、愛媛県にお住まいであり、さすが、俳句の本場?の方で若い方々に俳句という文化が根付いていることに感服である。


私のブログだけかもしれないが、アメブロではコメント欄があるにも関わらず、ブログ作者と読者の交流は殆どない。


俳句を通して、コメントがあるのは素晴らしいことだ。


ところが、俳句の専門ブログでコメントのやり取りがあるか?というと、これもあまりない。


俳句への辛辣な批評が好まれないためだろう。


わざわざコメント欄を無くしておられる俳句のブロガーも居られる。


おそらく、俳句の批評で不愉快な思いをされたことがおありなのだろう。


話が脱線してしまった。


ところで、掲句だが、「寒」と「観」が重複している。これを俳句のリフレインという。


日本の短歌、俳句、詩歌、歌謡曲、歌曲など、リフレインは、印象を良くするツールである。


それは、念仏でも然りである。


従って、大寒と来れば、「観」「完」「関」「缶」「菅」など思いつく漢字をイメージして俳句を詠む手助けになればと思う。


現に、角川俳句大歳時記にも


大寒の鉦かんかんと野は平ら

成田千空

「地霊」


があった。


しかし、テクニックに頼って、詩情のない俳句ではダメだ。


話を元の掲句に戻そう。


「大寒や巡りし観世音菩薩」


である。


大寒という一番寒い時だからこそ、人々は観音さま巡りをして、心の安らぎを求める。


季語にある「初観音」は1月18日のようだ。


「春近し微笑む観世音菩薩」


ハイジャン男






福岡県太宰府市観世音寺