本日は1月7日
俳句の季語は、二日に始まり、七日の今日で終わる。
1月1日より7日までを大正月と云い、七日までは季語になっているのだと実感する。
さて、その7日には、七種粥を食べる風習が平安時代からあったという。
千年以上続く、日本の変わらぬ良き伝統である。
その七種粥だが、七つの春の七草が入るお粥のことである。
芹、薺、御形、はこべら、仏の座、すずな、すずしろ
の七草のことである。
ハイジャン男のブログの記事に七草を入れた俳句で、俳句大学投句欄で「一日一句互選」に選んでもらったことを報告する記事があった。
「七草を短歌仕立てで覚えけり」
である。
上記の
「せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろはるのななくさ」
と短歌仕立てで覚えるのである。
日本人の誰しもそうやって春の七草を覚えて来たに違いないが、互選して下さった俳句の熟達者のお二人ともに得心された様子だった。
本日、七草で俳句を詠んでみて下さい。という呼びかけが某ブログであったので、
「七草を念仏にして唱へけり」
という俳句を送信した。
こう宣言したからには、実行しなくてはいけない。
実行したことを動画にしてみた。
俳句も推敲してみた。
「七草を十念のあと唱へけり」
ハイジャン男

