昨日、ハイジャン男は福岡市南区三宅のお宅に薔薇が咲いているのを見つけた。




垂れ下がっていたので、身を屈めながら、そのご尊顔をカメラに収めた。


昨日は、福岡市も肌寒く、この薔薇は冬の薔薇と言ってよかろう。冬の薔薇のことを冬薔薇(ふゆそうび)とも言う。いずれも季語として使える。どちらも5音なのだが、その音感で使い分けが出来る季語なのである。


ところで、花の中には、四季を通して咲くことの出来る花がたくさんある。例えば、百日紅は、文字通り、百日を咲くのか?


しかし、薔薇は夏だけでなく、秋も、冬も咲ける。


ここで、どうして薔薇はそんなに長く咲けるの?という単純な疑問が生まれる。


このネットの時代、答えは直ぐに見つかるから不思議!




薔薇には、「蔓」タイプと「四季咲き木立」タイプの2種類がある。


このうち、後者すなわち「四季咲き木立」タイプは、四季を咲ける能力を有するらしい。


「四季咲きばら」とは、生育期間中にある一定の気温以上であれば伸長した枝先に必ず開花が起こる性質を言います。「一定の気温」とは、一般的に夜温15度以上と言われています。ばらは基本的には落葉低木植物なので、日本の気候では冬になると落葉して休眠し、開花はしません。ですが、四季咲きばらの場合は、冬の間でも加温させることにより安定して開花を得ることができます。

一定以上の温度が維持できれば本当に「四季咲き」です。樹(木本)としての性質を持ちながら、四季を通して開花を得られる、他の植物と比較してもかなり珍しい性質です。

「冬薔薇撫でて開花のお呪ひ」

ハイジャン男