昨日、ハイジャン男は、福岡市中央区大手門の福岡城跡のお堀の枯れ蓮の前に佇んだ。




枯れ蓮は三冬の季語である。「枯蓮」と書き、「かれはす」と読む。傍題季語には、「枯はちす」、「蓮枯る」、「蓮の骨」がある。「蓮の骨」は良い季語だ。使ったことがない。


これまで、初冬になって、明るい季語ばかりで詠んできたが、どの季節にも、明暗の季語を取り混ぜて作句することも必要かと思う。暗は明を際立たせる。逆も真なりである。


「蓮の骨取り巻く兵士護る城」


ハイジャン男