午前4時過ぎに、ほとんど一睡もせずに宇久島に上陸した。船着場に仮眠所があり、そこで4時間仮眠することが出来た。






翌朝の宇久島の銅像。平清盛の弟の平家盛が壇ノ浦の合戦で負けた後に、この島に流れ着いたらしい。そして、この地を征服して、宇久次郎有と称したという。


帰りの船は、太古号が福江島まで行って、戻って来る。13時55分まで待たなければならない。




さあ、出発である。博多港着は17時50分である。




途中、生月大橋を通過する。




こうして、太古号は博多湾に戻って来た。一泊二日の名月を堪能する船旅は終わった。


「名月と一夜祈望の五島かな」


ハイジャン男


旅の感傷に浸る句ではあったが、点は出なかった。実景の俳句が素晴らしいのは間違いないが、あまり気負い過ぎても現実離れになるのかもしれない。今回の一人旅では、誰一人俳句する人には出会えなかった。この試みは、あるものか?高校の恩師で俳句をされているS先生に尋ねてみよう。