本日、722日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。


「止めどなき恋の十念蝉時雨」


である。




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選者は、古閑寛昭さんで並選である。


古閑さん、有難うございます。 


掲句は、蝉時雨を聞きながら浮かんだ。


蝉時雨はまるで念仏の十念のようだ。


止めどなき恋の十念とでも云える。


この「恋の十念」を人間のことに喩えるならば、二句一章的な句にもなる。


一物仕立てとみるならば、蝉の恋のことと思ってみられても良い。


「蝉の声アイラブユーと聞こえけり」


ハイジャン男