昨日、小郡市福童の公園にて山吹の花を見かけた。


山吹と云えば、太田道灌の逸話が思い出される。


Wikipediaから紹介しよう。


山吹伝説 


道灌が父を尋ねて越生の地に来た。突然のにわか雨に遭い農家で蓑を借りようと立ち寄った。その時、娘が出てきて一輪の山吹の花を差し出した。道灌は、蓑を借りようとしたのに花を出され内心腹立たしかった。後でこの話を家臣にしたところ、それは後拾遺和歌集の「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」の兼明親王の歌に掛けて、山間(やまあい)の茅葺き(かやぶき)の家であり貧しく蓑(実の)ひとつ持ち合わせがないことを奥ゆかしく答えたのだと教わった。古歌を知らなかった事を恥じて、それ以後道灌は歌道に励み、歌人としても名高くなったという。


豊島区高田の神田川に架かる面影橋の近くにも山吹の里の碑があり、1kmほど東へ行った新宿区内には山吹町の地名があり、伝説の地に比定されている。また、埼玉県越生町にも「山吹の里」と称する場所が存在し、この地が伝説の地であるという説もある。ただしいずれも真偽は不明。また、落語にこの故事をもとにした『道灌』という演目がある。


何とかこの故事に因んだ句にしたい。


ところで、この山吹を撮影した場所は小郡市福童という地名を持つ。




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「山吹や一人ぼつちのわらべ歌」


ハイジャン男


少しもの悲しい少女の逸話にしてみた。