昨日、11月11日、俳句大学投句に投句していた句に互選の知らせが届いた。
「厳しくも愛に満ちたる翁の日」
である。
選者は、向瀬美音さんである。
美音さん、有難うございます。
昨日は、旧暦の10月12日で芭蕉の忌日であった。
芭蕉の忌日の季語に「翁の日」がある。
芭蕉は大阪で客死するのだが、その大阪への旅は、弟子同士の諍いを調停に行く旅だったようだ。
その調停がうまく行かずに心労のあまりに倒れたという。
芭蕉は、弟子を厳しく教育する一方で愛に満ちていたのでは?
という意味で詠んだ。
教員ならば、こうありたいと思う。
「清々し師弟の間芭蕉の忌」
ハイジャン男