昨日、11月10日、俳句大学投句欄に投句していた句が斎藤信義先生の一句鑑賞に選ばれた。
10月27日以来、またも二週間ぶりであった。
「薄目して見つめられけり石蕗の花」
である。
斎藤先生、有難うございます。
今回の斎藤先生の鑑賞であるが、推敲してほしいとのご注文付きである。
推敲句は、
「薄目にて見つめられをり石蕗の花」
であった。
確かに、「けり」は掲句には強すぎるようだ。
「をり」にしてさりげない方が季語の「石蕗の花」ともマッチしている。
掲句は、最初は、石蕗の花の黄色と葉の緑を薄目にして見ると、
黄緑色になるのか?
という実体験を基に句に詠んでみた。
そうこうしているうちに、薄目にこちらを見る女性?を空想してみた。
俳句にはいろんな解釈があっていいと思う。
薄目をしているのが、石蕗の花であるとも取れる。
二句一章の句とするならば、女性の薄目に見つめられているとも取れる。
ある意味では謎めいた句かもしれない。
「謎めいて見つめられをり石蕗の花」
ハイジャン男


