枇杷熟れる枇杷の実が熟れ始めている。 大学のキャンパスの枇杷である。渋いらしくて、誰も取る人はいないようだ。おそらく、美食家の鴉や雀が突いているのだろう。種を遠くへ運んでくれるためのご馳走なのだ。「欲望と云ふ名の枇杷の熟れにけり」ハイジャン男