あと1週間後には、管理栄養士の国家試験が行われたている。
最後の生化学問題を出そう。
その6である。
ラッキーセブンで打ち止めにしよう。
18. 細胞内小器官に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)リソソームのpHは4~5である。
(2)粗面小胞体では主に脂質の合成が行われる。
(3)ミトコンドリアのマトリックスに電子伝達系の酵素がある。
(4)ペルオキシソームでは、たんぱく質の分解が行われる。
(5)核小体でDNAの転写が起きる。
19. 脂質の化学に関する記述である。
(1)飽和脂肪酸の炭素数が多くなると、融点は下がる。
(2)トランス型不飽和脂肪酸はシス型の同じ不飽和脂肪酸よりも融点が高い。
(3)リン脂質は、単純脂質である。
(4)胆汁酸は全て疎水性である。
(5)セレブロシドには糖質は含まれない。
20. 糖質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)ホスホフルクトキナーゼは、解糖系の律速酵素である。
(2)クエン酸回路には、酸素と基質が直接反応する過程がある。
(3)ペントースリン酸回路には、不可逆反応過程はない。
(4)ウロン酸回路は、ミトコンドリアにある。
(5)グリコーゲンの合成には、エネルギーを必要としない。
21. 遺伝子DNAに関する記述である。正しいのはどれか。
(1)ヒトの遺伝子には、イントロン部位はない。
(2)ヒトの遺伝子には多型はない。
(3)ヒトの遺伝子には偽遺伝子はない。
(4)テロメアが短くなると老化が起きる。
(5)肝臓には、インスリンを作る遺伝子はない。
22. エネルギー代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)尿素の合成には、エネルギーを必要とする。
(2)たんぱく質の合成にはエネルギーを必要としない。
(3)ATPには3つの高エネルギーリン酸結合がある。
(4)50リットルの水に1000kcalのエネルギーをあたえると温度が40℃上がる。
(5)脱共役たんぱく質は細胞質に存在する。
23. 代謝調節に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)グリコーゲンホスホリラーゼはリン酸化により不活性化される。
(2)コレステロールの生合成の律速酵素は、HMG-CoAレダクターゼである。
(3)環状AMP(cAMP)は、たんぱく質キナーゼを不活性化させる。
(4)インスリンは、グリコーゲン合成酵素を不活性化させる。
(5)レニンは、アンジオテンシンII合成を抑制する。
24. 酵素に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)ヘキソキナーゼは転移酵素である。
(2)酵素は活性化エネルギーを大きくする。
(3)アミラーゼは酸化還元酵素てある。
(4)アイソザイムとは、一次構造の全く異なる酵素のことを云う。
(5)拮抗阻害が起きると、酵素のKmが小さくなる。
「間違いは一つくらいで水温む」
ハイジャン男