丘ふみ游俳倶楽部第139号が昨晩発刊された。



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恒例により、雑詠部門、兼題部門の第一席句を紹介しよう。

雑詠部門

【特選】

一席
●青空の少し歪んでしやぼん玉=ラスカル 

◎砂、や、秀、雪、メ△る、淳=17点
(や:空はシャボン玉同様完全な円ではない。 秀:しゃぼん玉に映る青空が歪んでいるのでしょうか、はっきりわかる景ですが、ポエム。 雪:空の歪みと捉えたところが面白い

兼題部門

【特選】

一席
●キャラメルの箱にエンゼル花菜風=ラスカル 

◎砂、雪○水、紅△秀、入、喋、ぼ、資=15点 
(雪:確か箱の色も菜の花色!食すだけの私とは大違いです。 紅:季語が「エンゼル」とよく響きあっています。たぶん〇さんのお句だと思うのですが、句材を探す名人ですね。 ぼ:懐かしや、森永キャラメル水:森永のエンゼルも菜の花も、私にとっての青春そのものなのです。感傷的になっちゃいました。 秀:・キャラメルの箱の天使は、ずいぶん、よまれているけれど、いい感じですよね。 入:エンゼルキャラメルの箱は菜の花色してましちょね? 資:黄色と黄色のイメージ)

いずれも、俳人のラスカルさんこと金子敦さんの句

ハイジャン男は予選には残したが採らなかった。

ハイジャン男の方は、6句出して、2句の入選と寂しい結果だった。

●菜の花のほとめきの音筑後川=五六二三斎
○葱、裕△入、喋=6点 (裕:菜の花のほとめきの音ってどんな音でしょうか。 葱:「ほとめき」という美しい言葉を初めて知りました。「ほとほとと音を立てる」という意味だそうです。本当は川音なのですが、その流れに洗われた菜の花がそんな音を立てているように感じます。 入:筑後川は本当に菜の花がにおうてましたもんね。)

ご当地俳句の筑後川俳句で漸く入選だった。

「菜の花が綺麗お出でと筑後川」

ハイジャン男