第3回目の国家試験模擬問題である。



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易しい答えが多いと思う。

18. 生化学に関する新しい技術に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)ヒトの遺伝子をクローニングするには、ヒトのDNAを単離しなければならない。
(2)たんぱく質の質量分析からアミノ酸配列を決定することは出来ない。
(3)ヒトのインスリンは、大腸菌で培養されて精製されて医薬品として使われている。
(4)PCRには、大腸菌のDNAポリメラーゼが使われている。
(5)生体物質の分離定量には、ペーパークロマトグラフィーが主流である。

19. 糖質の化学に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)グルコースは6単糖のアルドースである。
(2)ラクトースには還元性がない。
(3)デンプンはα-1,4結合だけでつながる。
(4)セルロースは、α-1,4結合だけで出来ている。
(5)ムコ多糖は、細胞の構造構築に関係している。

20. 脂質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)ホスファチジルコリンの合成には、CDPコリンが必要である。
(2)エイコサノイドの合成は、オレイン酸が使われる。
(3)トリアシルグリセロールは脂肪組織には含まれない。
(4)セレブロシドにはグルクロン酸が含まれる。
(5)ホスファチジルイノシトールは、生体膜に含まれない。

21. 糖質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)解糖系には、酸化還元反応が含まれる。
(2)ペントースリン酸回路に基質レベルのリン酸化反応が含まれる。
(3)ウロン酸回路はミトコンドリアにある。
(4)グリコーゲンホスホリラーゼの反応はリン酸化で不活性化される。
(5)クエン酸回路には酸素と直接反応する過程がある。

22. たんぱく質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)ロイシンは糖原性アミノ酸である。
(2)グルタミン酸はアミノ基転移反応でオキサロ酢酸を生じる。
(3)プロテアソームはリソソームに存在する。
(4)トロンビンは、プロテアーゼである。
(5)アミノ基転移酵素は、ビタミンB1を補酵素にもつ。

23. 酵素に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)アミラーゼは加水分解酵素である。
(2)アルドラーゼはクエン酸回路の酵素である。
(3)解糖系の酵素反応は全て可逆反応である。
(4)脂肪酸合成系の酵素は全てミトコンドリアにある。
(5)脂肪酸のβ酸化系の酵素はミクロソームに存在する。

24. 核酸に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)cDNAはエクソン部分だけをもつ。
(2)テロメアが長くなると老化する。
(3)インスリンの遺伝子は肝臓には存在しない。
(4)ミトコンドリアにはDNAが存在しない。
(5)ヒトの遺伝子DNAにはたんぱく質は結合していない。

とにかく、易しい確実に間違いないのを選び、難しい知らないものには自信を持って×にするのがいいよ!

「種を選るピンポイントに正解を」

ハイジャン男