猫柳は2月の早春の季語である。







今日の俳句大学の三句目にはこの季語で一句詠みたいなと思っていた。

ネコヤナギのことをWikipediaでおさらいしてみよう。

ネコヤナギ(猫柳、学名:Salix gracilistyla)は、ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生する、ヤナギの1種である。

北海道~九州までの河川の水辺で見られ、早春に川辺で穂の出る姿は美しいものである。他のヤナギ類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、春の訪れを告げる植物とみなされる。他のヤナギ類よりも水際に生育し、株元は水に浸かるところに育つ。根元からも枝を出し、水に浸ったところからは根を下ろして株が増える。葉は細い楕円形でつやがない。初夏には綿毛につつまれた種子を飛ばす。
花期は3~4月。雌雄異株で、雄株と雌株がそれぞれ雄花と雌花を咲かす。高さは3mほど。

ネコヤナギが川辺に自生することはよく知られていて水との相性が良いようだ。

川辺のネコヤナギを見ていて、ネコヤナギも海を一度見てみたいなあと思わないだろうか?

とふと浮かんだ。

「一度だけ海をみたいと猫柳」

なる句が浮かんだ。

しかし、何かインパクトのない句だ。

すると、東北の阿武隈川や北上川のことが思い起こされた。

「復興の海が見たいと猫柳」

ハイジャン男

今年の3月11日で東日本大震災より丸5年が巡って来る。