昨日、俳句大学に投句した句
「薄れゆく腰の痛みや春近し」
に、桑本栄太郎さんが、「一日一句互選」に選んで下さった。
年を取ると、いろんな痛みに苛まされる方も多いのだろう。
共感を呼ぶことがあると思った。
ハイジャン男は、病気の句には、俳味が欠けると思っている。
1つには、同情を買おうとしていると取られがちな俳句になるからだと思う。
病気などの共通の話題は、新鮮味に欠けることが多々あり、俳句の題材には相応しくないと思っている。
にも拘らず、選がある場合には、その中に光りがあり、希望がある時ではなかろうか?
掲句に希望があるかと云えば、春が近付き、腰の痛みが薄らいできたという希望が見える。
そこに、桑本さんが気付かれたということであろう。
こうして、選んで下さった桑本さんに感謝の気持ちを表し、益々の精進を期したい。
「鬼やらひ精進の日々積み重ね」
ハイジャン男