ハイジャン男の句は殆どが即興である。
しかし、この即興句を「俳句大学」に出してもあまり受けることはない。
最近、推敲した句をいくつか紹介してみたい。
まず、「赤いシュタインウェイのピアノ」の記事句
「雪音を赤いシュタインウェイで弾く」
↓推敲
「風花を赤いシュタインウェイで弾く」
風花は、細かい雪がキラキラ光る状態である。
花と赤でたいへん綺麗にもなった。
ピアノの音も聞こえてきそう。
もう一句
「中洲出会い橋」より
「永遠の寒あり中洲出会ひ橋」
↓推敲
「忘られぬ寒へと中洲出会ひ橋」
「永遠の寒」?分かり難い。
「忘られぬ寒」とすることで特別な出会いがあったように思えないか?
いずれの句もまずまずのいいね!を戴いた。
「換言の大切さ知る寒の内」
ハイジャン男


