ハイジャン男は、雨の中を散歩に出かけた。
急に母校の筑紫丘高校に立ち寄ることを思い付いた。
2004年の7月に、京都の中島雅幸さんが、「丘ふみ游俳倶楽部」を立ち上げて、高校の同級生にネット句会をしようと23回生の同級生にメーリングリストで呼びかけたのだ。
このメーリングリストは、同級生のY君の発案によるものだった。
直ぐに同調する者が10人近く現れ、2004年8月初旬に第1回のネット句会が開かれたのだった。
爾来、毎月、句会が行われ、現在136回まで来た。11年と4ヶ月になる。
さて、ここが福岡県立筑紫丘高校である。
福岡市南区野間にある。
校訓は、創造、叡智、剛健
立派な講堂がある。
武道場も兼ねている。
運動場も北側を埋め立てて平らな部分が増えた。
丁度、ラグビー部が練習していた。
全国高校ラグビーに3回出場の経験はあるが、確か花園で一勝もしていない。
これが、名物の筑高体操のブロンズ像である。こんなに手を高くは上げない。角度は45°であったはずだが、、。
全国大会出場者を宣伝する看板もあった。
ハイジャン男の時代にはなかった。
何!
俳句甲子園に出場しているぞ!
大した後輩たちだ。
しかし、高校の同級生でネット句会をしている所はいくつかあるようだが、「丘ふみ游俳倶楽部」はそのパイオニア的存在と云える。
現在では、同級生に限らず、誰でも参加出来るようになっている。
俳人の金子敦さん、東京の矢作十志夫さん、大分の紅椿さん、東京のまさこさん、東京のぼくるさんなど錚々たるメンバーの方々が投句して下さるようになった。
この方々に、丘ふみ同級生の皆さん、決して引けを取らない。
葱男さん(中島雅幸さんのこと)、水音さん、雪絵さんなどが頑張っている。
丘ふみ游俳倶楽部の原点の母校を紹介することにより、倶楽部のさらなる進化に期待したいものだ。
「銅像の手は冬の星捉へけり」
ハイジャン男