今日の空は、正しく初冬の空だろう。
いつもの定点観察の二ヶ所の比較
11月5日の南大橋
11月9日の南大橋
11月5日の別府
11月9日の別府
このように、秋晴れは去り、冬の灰色に染まりつつあるようだ。
ハイジャン男は、俳句をするようになって、明と暗、喜びと悲しみ、あらゆる相反する事柄の両者に慈しみを持てるようになった。
それは、芭蕉の俳句にも伺える。
「おもしうてやがてかなしき鵜舟かな」
である。
このように、はっきりと言わなくても喜びの中に悲しみが漂えば俳句として意味があると思う。
「初冬の空に叫ばんかの言葉」
ハイジャン男
かの言葉とは、昔であれば、
「我が思う人ありやなしやと」
なのだろう。