昨晩の「花燃ゆ」は薩長同盟が結ばれるまでのヒロイン美和の回りで起きることを放映していた。
薩長同盟は、尊皇を掲げる長州、薩摩が徳川幕府を見限り、天皇を中心とした新政府を作り、列強からの侵略を防ごうしたことに由来する。
この時に活躍した志士は全て下級武士たち。
長く続いた徳川幕府武家社会の世襲の弊害がこのスーパースターの志士たちを生んだ。
中でも、土佐藩の坂本龍馬。
長州の桂小五郎と薩摩の西郷隆盛を引き会わせることに貢献した。
明治については、また語りたいが、日本国民全てに職業選択の自由が与えられ、勉学に励んだ者が偉くなれるという夢の世界が与えられた。
その明治を作る原動力となったのが、志士たちなのである。
そのきっかけとなったのは、長州では、吉田松陰に学んだ下級武士の子弟なのだ。
吉田松陰の教えが如何に開明的であったかが分かる気がする。
「松陰に読めし結末秋の空」
ハイジャン男