樹一君を見送った後、別府まで帰るN子さんの車にみんな乗せてもらうことになった。
ところが、ここでハプニングが!
車を何処に置いたか分からないとN子さんが言う。
どんな車かというとホンダの大きなバンタイプだと言う。
一緒に乗って来た樹一君の高校同級生のJ君が、確か黒のバンだったという。
捜索が始まった。
なかなか見つからない。
終いには、W家の車で駐車場一帯をパトロールする捜索車まで出動させた。
しかし、それでも、車が見つからない。
盗難にでも遭ったのでは?という悪い予感が走り始めた時、何とそのバンは、シルバーだったと判明!
N子さんのことは、これから、「シルバの女王」と呼ばなければなるまい。
「自分が運転してきた実家の車の色くらい覚えておけ!」
と言いたい。
乗って来た車の色が黒だと言ったJ君!
「苦労をかける男だ!」
こうして、捜索が始まって20分後に駐車場をあとにした。
「ドライブの大歩危小歩危皐月晴れ」
ハイジャン男