ハイジャン男には弟はいない。
昨日、ガンで入院しているTS君の弟YS君が東京から兄を見舞いにやって来た。
小中の2つ後輩でもある。
現在、ハイジャン男の小学校の同級生で、横浜でパン屋を13店舗チェーン店を営むK君の会社で経理を担当している。
TS君を見舞ったのちに、2人で一杯やることになった。
二次会は、カラオケに出かけた。
普段、殆どカラオケに行かないというYS君、井上陽水の少年時代を歌った。
小学校時代、YS君、痩せて目が輝いていた。
その面影がこうしてカラオケを歌っている時には、思い出すものがあった。
電話した横浜のK君が、
「今夜は、弟をお前に貸してやろう。」
とのこと。
ハイジャン男は末っ子で弟はいない。
これから、YS君を弟とすることが決まり、Yと呼び捨てにすることが許された。
横浜のK君は既にそうしているとのこと。
こんなハイジャン男で良ければ、Yの兄になることは、やぶさかではない。
「呼び捨てにして弟へ藤の花」
ハイジャン男