答を貼るのが遅くなった。申し訳ありませんでした。
1、正解(3)
(1)粗面小胞体は滑面小胞体と一つの袋として存在する。
(2)滑面小胞体では、脂質の合成が行われる。脂肪酸の不飽和化、脂肪酸の炭素鎖伸長反応、ステロイドホルモンの水酸化反応など
(3)滑面小胞体には電子伝達に関わる酵素が存在する。正解。NADPHを電子供与体にするものとNADHを電子供与体にする2つの電子伝達系がある。薬物代謝酵素は、前者、脂肪酸不飽和化や炭素鎖伸長反応には、後者が関与する。
(4)滑面小胞体に薬物代謝酵素系が存在する。
(5)小胞体とリボソームの結合には、受容体が関係する。
2. 正解(2)
(1)グルコースは6単糖のアルドースである。
(2)デオキシリボースは、リボースが脱酸素化されたものである。正解。deoxy=脱酸素
(3)マルトースは還元性がある。
(4)でんぷんは、非還元末端を多く含む。
(5)グルクロン酸は還元性がある。
3. 正解(1)
(1)たんぱく質の3次構造を作るのにイオン結合が関与する。正解。
他に水素結合、S-S結合、疎水結合があるよ。
(2)たんぱく質を作るアミノ酸には、イミノ基をもつプロリンがあるし、グリシンには、DLの区別がない。
(3)たんばく質は熱に不安定である。
(4)たんぱく質の等電点は、酸性、中性、塩基性のものもある。塩基性のものにピストンがある。
(5)たんぱく質は細胞内の機能に関係する。
4. 正解(2)
(1)cDNAには、イントロン部分が含まれない。cDNAは、mRNAに逆転写酵素を働かせてつくるからである。
(2)tRNAはアンチコドンをもつ。正解。
(3)染色体の遺伝子の末端にテロメアがある。
(4)転写調節部位には、主にたんぱく質が結合する。
(5)核小体で、リボソームRNAがつくられる。
5. 正解(1)
(1)ホスホフルクトキナーゼ活性は、ADPで活性化される。正解。解糖系の1番の調節酵素。律速酵素。そろそろ試験に出そう。
(2)糖新生は、ミトコンドリアと細胞質の両方で起きる。
(3)ベントースリン酸回路は、脂肪組織、副腎皮質、肝臓で活性が最も高い。
(4)ウロン酸回路でグルクロン酸がつくられる。
(5)グリコーゲンは、肝臓と筋肉でそれぞれ作られる。
6. 正解(5)
(1)アラキドン酸は、リノール酸から合成される。
(2)ホスファチジルコリン合成には、エネルギーを必要とする。CTPが必要。CDP-コリンをつくるのに必要。
(3)ホスホリパーゼは、リン脂質を加水分解する。
(4)胆汁酸合成の律速酵素は、コレステロール7α-ヒドロキシラーゼである。
(5)女性ホルモンをつくる最終酵素はアロマターゼである。正しい。アロマターゼインヒビターは、乳がんの治療に使われる。
7. 正解(1)
(1)カテプシンは、リソソームに存在する。正解。昔、出題された。カテプシンは、たんぱく質分解酵素。
(2)たんぱく質の合成は必ずメチオニンから始める。
(3)乳酸デヒドロゲナーセは、頻繁に血清に検出される。
(4)トリプシンは、塩基性アミノ酸のリジン、アルギニンのカルボキシル基末端を加水分解する。
(5)たんぱく質の合成にはエネルギーを必要とする。
「すらすらと解ける問題弥生来る」
ハイジャン男
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