衆議院選挙に投票に行った。会場は、福岡市南区の特別支援学校である。その近くに若久団地がある。

51年前に完成した。従って、耐用年限の50年となったので、建て替え中なのである。



{7CB89583-0AF2-4EA6-88CD-A769281B1A4C:01}




{19A34918-8BE2-4A69-8594-D3B9A14F25B3:01}



スーパーのサニーに貸していた土地に新しい建物を建築中である。

順次、取り壊しながら建て替えていく計画のようだ。

従って、建て替え中の建物の側は、住民が一時期立ち退いている。



{3623CF66-ACDB-4EBE-9ECB-F89D9C775DB0:01}



しかし、そうは言っても、何軒かのお宅は、未だ住んでいる。

建て替えの時は、立ち退いて貰わないと、建物が建てられない。



{8A46A142-036C-485C-BD8A-4030398E6C30:01}



おそらく、期限ギリギリまで住ませて貰う計画なのだろう。新しい建物が出来た時に引っ越す計画かもしれない。

ハイジャン男も4年間団地住まいをしたことがある。小さい子供を遊ばせるには、たいへん環境も良く、ゆったりとしている。中は手狭だが、贅沢を言わなければ、それなりに楽しい生活が送れる。

団地で巣立った子供たちも、多くが定年を迎えたか、その時期になりつつある。

日本の高度成長を陰で支えたのが、日本の団地だと言っても過言ではなかろう。

うさぎ小屋と諸外国から揶揄された日本の住宅、そこにモダンな団地が登場したのだった。

団地暮らしのお父さんたちは、高度成長の日本の働き蜂のように、朝から晩まで一生懸命に働いてきた。

その背中を見てきた団地暮らしの子供たちも、そろそろ定年を迎えようとしているのだ。

リストラ、早期退職勧奨など、意にそぐわない経験をされた方も多いことだろう。

あの団地で暮らした子供の頃の楽しかった思い出を思い浮かべながら、もう一踏ん張りしてほしいものだ。

「思い出す団地の広場初氷」

ハイジャン男