フラッシュバックという用語は過去に起こった記憶で、その記憶が無意識に思い出されかつそれが現実に起こっているかのような感覚が非常に激しいときに特に使われる。フラッシュバックが起きた場合には、必ずしも映像及び音が存在するとは限らない。記憶には様々な要素があるため、フラッシュバックは「恐怖」などといった感情や味覚、痛覚など、感覚の衝撃として発生し得る。
フラッシュバックは、幼児期に経験した外傷体験を言語的に認識する能力を持たないまま記憶し、それでもなお忘れられない場合にも起こる。この、外傷体験を当初から取り込むことに失敗する現象のことを解離という。この記憶はまともに意識に上らないため、時間に抵抗し変造加工が困難である。また、それゆえにフラッシュバック性の記憶はその鮮明さにも拘らず言語化が困難でもある。さらに時間とともに霞がかからずむしろ原記憶よりも鮮明さは増す傾向が強い。
幼年期のトラウマの体験者は、これらの感情の記憶を意識化しないまま持っている可能性もあり、そしてフラッシュバックにおいてそれらを再経験する可能性がある。
しかし、ハイジャン男の場合のフラッシュバックとは、これ。
ハイジャン男のブログの最初のページだ。
どうして、ブログを始めて直ぐの頃に戻らないといけないのか?と云うと、これまでいくつの記事を書いたか数えるのに必要なのだ。
例えば、ページが86ページあるとしよう。1ページに10の記事があるから、860の記事が収納されていることになる。そして、記念すべき1ページ目にいくつ記事があるか数えれば、総数が分かる。
要するに、最初のページだけは埋まっていないことがあるということ。
現在から85ページ分は完全に記事で埋まっているので、85x10で850記事、そして1ページ目にいくつ記事があるか足して総数が出ることになる。ハイジャン男の場合には、現在、9記事埋まっているから、総数859となる。
この計算のために、ハイジャン男は、最初の1ページ目によく戻るのだ。
勿論、中身を見ることはない。誤字や脱字もあるかもしれない。いずれ、暇を見つけて誤りは訂正したいものだ。
「行く秋やフラッシュバックする記事へ」
ハイジャン男
