ハイジャン男の大学陸上部の先輩のKさんから戴いた秋の花の写真12枚も、いよいよ果実の写真になった。

秋は、いずれの花も実となり、冬を越すものが多く、俳句では、南天の実、山椒の実などたくさんの季語になっている。



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さて、これは、郁子(むべ)の実である。郁子はそれ自体で秋の季語となっている。

「郁子の実や墓地へゆく道母の道」

浜 芳女

のような句がいい。

さて、例のごとく、Wikipediaで郁子を引用しよう。

ムベ(郁子、野木瓜、学名:Stauntonia hexaphylla)は、アケビ科ムベ属の常緑つる性木本植物。別名、トキワアケビ(常葉通草)。方言名はグベ(長崎県諫早地方)、フユビ(島根県隠岐郡)、イノチナガ、コッコなど。

日本の本州関東以西、台湾、中国に生える。柄のある3~7枚の小葉からなる掌状複葉。小葉の葉身は厚い革質で、深緑で艶があり、裏側はやや色が薄い。裏面には、特徴的な網状の葉脈を見ることが出来る。

花期は5月。花には雌雄があり、芳香を発し、花冠は薄い黄色で細長く、剥いたバナナの皮のようでアケビの花とは趣が異なる。

10月に5~7cmの果実が赤紫に熟す。この果実は同じ科のアケビに似ているが、果皮はアケビに比べると薄く柔らかく、心皮の縫合線に沿って裂けることはない。果皮の内側には、乳白色の非常に固い層がある。その内側に、胎座に由来する半透明の果肉をまとった小さな黒い種子が多数あり、その間には甘い果汁が満たされている。果肉も甘いが種にしっかり着いており、種子をより分けて食べるのは難しい。自然状態ではニホンザルが好んで食べ、種子散布に寄与しているようである。

主に盆栽や日陰棚にしたてる。食用となる。日本では伝統的に果樹として重んじられ、宮中に献上する習慣もあった。 しかしアケビ等に比較して果実が小さく、果肉も甘いが食べにくいので、商業的価値はほとんどない。

茎や根は野木瓜(やもっか)という生薬で利尿剤となる。

ハイジャン男、郁子の実の言葉は聞いたことはあるが、こうして写真を見るのは初めてである。

Kさんのおかげで、花についてもやっと見分けが付く程度になってきた。

これが、俳句に生きるといいが、まだまだだろう。

「郁子の実や愛されてゐる時のごと」

ハイジャン男

甘い甘い愛に包まれた郁子。確か、この字で郁子(いくこ)さん?